愚痴ります。てか、あー愚痴りたい。
まーでもたまにはこういう患者さんも居るんだろうけどな。
書くと本人が分かっちゃうから書けないけど、むーん、書きたい、書きこみたい、こち一時間書きたい。

高齢者のメンタル問題っぽい感じのケースなんだけど、いや、俺は何でも屋じゃないし、軽くても高齢者のケースは単純に鍼やって何とかなるとかカウンセリングしてどうにかなるとか
そんなシンプルな話じゃないんだけど、そういう説明を「横道の話ばかりで・・・」と言われて悲しいというか、まぁ伝わらなかったのも俺の未熟さゆえか。


それとは別の話としても、最近の冷え込みとかで膝痛いとか神経痛がとか後は患者さんには遠回しに言ってるけど明らかに整形の医師とPTとかの連携不足とかで症状悪化とか
いろいろ見てると今の医療が町医者でも幅広くその人の生活環境まで含めたケアが必要になってて、単純に痛くなきゃ治ったとかそういうのだけじゃダメだよね。

整形のリハで症状悪化は最近オープンした所でPTとかも多くてリハの機械とかも揃ってるんだけど、患者さんが足の筋トレとかエアロバイクとか漕いで痛みが強くなった
とか言ったらこんどは1か月外出しないで自宅の中だけ動きなさいとか極端な指示が。

俺んとこ来て話聞いたら特にX-pとかでは問題なくって俺が膝の理学検査しても半月板とか靭帯とかの問題じゃないし、まぁいわゆる大腿四頭筋とかハムちゃんの筋肉の張りからくる膝痛だろうと
それで治療したらかなり痛みは良くなったし、1か月安静指示でも運よく筋力低下が無かったんで良かったが、
1歩間違えば筋力低下から膝痛悪化、長引いて外出もしなくなってADL低下からの認知機能の影響とかそういう生活環境まで含めたケアってのが必要なんだけど、
大きな病名とか脳の高次機能障害とかで入院リハとかにならないと介護認定が入らない人にはトータルにサポートする環境が無いんだよね。

上の整形なんかは誤診まではいかないけど処置が不適当という所までで、まぁ整形としては細かく間違っちゃいないけど、言葉は軽いけど病気を診て病人を診ず、っていう感じそのもの。

その人は趣味なのか習い事なのかお茶をしてるんだけど、正座も出来るようになりたいし、お稽古で1〜2ヵ月に1度京都まで出かけたりするとかで
ま、確かに正座が出来る所まで改善は保険治療の範囲ではないけど、高齢だからこそ今まで出来てたお茶席で知り合いと楽しく時間が過ごせるとか、
京都までまた何度も行けるっていうのがその後数年のADL、QOLを保つのに重要な意味を持つと思うけど、なかなかそういうのをサポートする環境がない。

最近は70くらいになってもスポクラ行ってヨガとか運動するって人増えたけど、ヨガのムリなポーズで腰や膝痛くなったとか肩痛いとかもいる。
インストラクターは治療する人じゃないんで仕方ないし、スポクラの経営上仕方ない部分もあるから仕方ないけど本末転倒だよね。

どうせ平日昼間のクラスなんか高齢者多いんだから、軽いクラス作ればいいのに(ていうかあるんだろうけど参加しないのか?)とか
たまに鍼灸師でスポクラのインストラクターの人とかいるんだから、そういう人がスポクラで健康指導的な役割もったらいいのになぁとかは思う。