>>817
>法律によって実体が創られるわけではない。

そのとおり。
法律が作るのは「定義」だよ。実体は大して関係ない。

中絶と殺人の実体は同じ殺すことだが、法律によってどこまでが中絶でどこからが殺人か定義される。
法律を作るのには根拠がいるし、出来た法律が今度は根拠になる。
つまり法とは定義と言ってもよい。

柔道整復術という医療行為は有るのかもしれないが法で定義されていないため、アレも柔整、コレも柔整などという状況になっている。

また、法学の各分野ごとに考察の着眼点が異なることもあり、ある分野で妥当する法の定義や内容が別の分野では必ずしも妥当しないこともある。

先の日本臨床整形外科学会の話も、「亜急性」の定義が決まっていないため、柔道整復師が勝手にアレも亜急性、コレも亜急性と保険適用にしてしまうことが問題視されている。

そーゆーわけで、「根拠がないものに、公的医療資源を使うべきでない」となる。