■長野式鍼灸治療法 2処置目の2■
>>240
そうですね〜。私はキーコスタイルから入りましたが、最初は圧痛に
振り回されていました。それで、脈もきちんと診るようになりました。
キーコスタイルも従来の長野式も学ぶ上での利点と欠点はあると感じるの
で、私は両方とも学んだのが役に立ちました。 治療についてですが
患者 76歳 男 主訴 咳 痰が何年も前よりひどい 随伴 左坐骨神経痛
糖尿(インシュリン)ペースメーカー 薬 何種類も
所見 脈 洪緊数 やや滑 腹症 腹直筋緊張 腹部全部圧痛 火穴 両腎
両肝 両脾 両肺 両天ゆう
さてどのように処置を絞りましょうか。 >>242
何が原因かさておいて交感神経の過緊張があるのは間違いないと思います。
まずは、
@お血(左中封・左尺沢)
処置効果を阻害するお血を改善
A扁桃処置(曲池〜手三里の硬化部分)
扁桃の反応である、両側天ゆうの圧痛を緩める。自律神経への影響も大きい反応
B復溜、陰谷、兪府、尺沢、経渠(副腎処置とともに復溜+尺沢で全火穴陽性に対する処置)
主訴の咳に対しては通常は太谿ですが、然谷の圧痛があるときは、まずは火穴の圧痛を優先します。
とりあえず上記で15分ほど様子をみる。それぞれの経穴で微量雀啄。扁桃へは灸。
これで、腹部の過敏状態の変化があるかどうかです。これで、残る圧痛にそれぞれ対処。
投薬量も多そうなので、上記で変化がない場合、は築賓を押してみて腹部の変化
があるかをみる。築賓で変化があるようであれば、肩ぐうを押してみてさらに変化が
あるかを確認。
たぶんこれでも魚際の圧痛は残ると思いますが、その場合は側臥位で志室と京門あたりの
硬結へ雀啄。
ご存じだとは思いますが、交感神経過緊張状態は肝の変調を伴いやすい
長野式的には肝の変調の見極めは難しく、肝実に肝虚が隠れていることも
あります。肝の指標となる反応、右C3や右膏肓、左天枢、行間を注意深く
観察しながら選穴していきます。
そのほか重要となりそうなのが、糖尿に対する右関門とT10〜T11付近の華陀穴
でしょう。 242の症例についての補足というか気になった点
咳と痰は長期に及び、心臓疾患からの原因も考えられると思います。
まずは脈状の洪緊数に主眼を置き、関元に脈状が変わるまで雀啄補鍼かな・・・と
その後、他の身体の変化を診て判断するというのは、いかがでしょうか?
242様は、もう熟練の方だと思いますので、その後の変化を知りたいものです。 245様同様 洪脈 ペースメーカー 咳 痰が長いより
私も心臓疾患→肺うっ血→気管支炎→咳痰と考え洪脈からのアプローチを
優先 また交感神経より 外ネーブル 天ユウ圧痛より天ユウ 大椎
ちなみに 痰があり滑があるので腎経は使わないほうが良いと思います。
また交感神経過緊張(長患い 薬)→血糖値をあげます。
所見だけでなく人間まるごとで長野式治療バックグラウンド
わたしも242さんの変化を知りたいです。
>>246
そうですね。洪脈となると現状一番必要な処置は心臓となりますね。
もっと勉強しないとです。反省…
痰、滑脈で腎経を避ける理由ってなんでしょうか? 三十年の軌跡 P289です。
私もまだまだなので・・・
245様はかなりの熟練者であると思われます。 ありがとうございます!確認しました。「脾虚肺実型」で腎実には腎は補さないってところですね。
このケースの場合だと、交感神経緊張が高いのは間違いないところでしょうが
その交感神経緊張がどこからきているかが問題となるのでしょうね。
ちなみに松本先生の著書vol1のP113の記載で、交感神経の診断の順序において然谷の
圧痛を第一とし、そのあとで数脈が残るかどうか、数脈であるならさらに7項目チェック
という感じでした。最後にSCMの緊張チェックという大きく3段階のチェックみたい 始めての投稿です。圧痛の診方について苦慮しています。
例えばオ血反応があった場合すなわち左大巨の圧痛に対して
左中封周辺を爪で圧して左大巨の圧痛消失する点を探すのですが
なかなか見つけられません。
あまり左大巨を押しているとそのマッサージ効果で
圧痛が消失してしまうことも考えられます。
そんな調子でひとりのちりょうに2時間から5時間かかっており
治療終了後には疲労だけが残り、主訴は改善できないままです。
局所的な鍼や灸で今までやって来ましたが無力を感じて講義を受けました。
まだ長野式を始めて6年半ですが
39歳にして親のわずかな仕送りで食っている状況です。
我ながら情けないです。
圧痛はどう対処していますか。 250さん 圧痛を探しての治療もよろしいかと思いますが
脈も勉強されると 胃の気がなければ胃の気処置でも腹部オ血はとれますし
また扁桃の反応があれば 腎経にじっくり雀啄してるうちに取れたりもします。
初めは圧痛だけでなく指先がこの辺と思ったところにじっくり雀啄したり
尺沢も使ってじっくり丁寧に雀啄してみてはどうでしょうか。
また治療は1時間以内のほうが患者さんも疲れず望ましいと思います。 245です。250様、私も確か6年間近く、本とビデオ、〇日本の長野式の記事で独学していました。
圧痛点でツボを取るやり方もしていましたが、時間が掛かること、患者さんの負担
後、手が届かない^^;などの理由でキーコスタイルは選びませんでした。
凡人の私は、ツボ一穴で圧痛など取れる器でもなく、251様の言われるように脈、腹診など
主訴と照らし合わせて、経絡の虚実をイメージし、胃の気処置だけでも
全身の緊張が取れることもあります。左天枢のオ血は左会陽など、骨盤部の循環を良くることでも
取れます。私も長〜らく分からないながらも脈を診続けました。脈の変化を指に覚えさせていくことで
きっと見えてくると思います。 にゃがのさん はじめまして249よんでて7項目チェツクとかSCMとかで
すごいなと感じ ただものならぬ雰囲気を感じましたので教えてください
逆症の脈や矛盾脈がよくわからないのですが・・・
処置のしかたがわからないんです
ボタン押してしまいましたm(__)m
さて>>250様>>252様
なかなか成長しないのは自分だけと思っていたのですが勇気ある投稿有難うございます
自分も局所治療から転換で長野式に取り組んで7年になるところですが
時間がかかることと鍼の数がべらぼうなことで苦悩しています
>>251様は脈診をということですが
数遅・浮沈・胃の気ぐらいは何とかわかりますが他はさっぱりです
時間は1時間くらいにまとめないとたしかに患者さんが疲れてしまいますよね
ところで新患の初回に「すごく軽くなった」と好評の経験が多々がありますが
これは初めてのところでの鍼のために治療中に緊張していて
終わった途端に緊張が解けるからだと聞いたことがあります
その場合は2回3回目は初回の箸効が嘘のように効かなくなります 自分が患者なら・・・長野式を本当に理解した先生のところで
きちっと治療してもらえるほうがいい >>253
私もまだまだですよ…
私が書き込んだ内容も松本先生の著書からの引用なので、他人のふんどし
で相撲取ってる感じですが、お役にたてば幸いです。
もう少し詳しく書きます。
<自律神経について>kiko Matsumoto's clinical strategiees vol1 P106より抜粋
長野先生によると、これらの自律神経システムは非常に複雑である。
というのは、甲状腺、下垂体、エストロゲンとプロゲステロンのアン
バランスなどの内分泌の問題が自律神経に関わってくるからである。
これらの診断は、ホルモンの問題を伴う自律神経失調症となるだろう
(注229)。これらのケースを見抜くには、他の診断と処置手順が関
係してくる。治療者が処置段階でこれらを見抜く必要があり、これは
陽性反応を示している反応エリアの圧痛(?血、免疫、副腎etc)を
軽減させることに繋がる。例をあげると、種々のホルモンの診断的反
射エリアに圧痛が出ているケースで、適切にホルモンの処置を施すこ
とによって、それに関係する反射エリアの反応が消えホルモンのアン
バランスが修正されるだけでなく、自律神経に関係する反射エリアの
圧痛の大半が一緒に消えるのを頻繁に経験する。例えば、人迎(St9)
に圧痛(甲状腺のアンバランスの指標)があり、太谿(Kid3)、耳の
後ろの甲状腺ポイント、肩?(Ll15)を治療することで、人迎(St9)
だけでなくSCMの緊張、圧痛(自律神経のアンバランスの指標も一緒
にとることが出来る。
続く… 前記のことからも自律神経と内分泌の処置では、重複する部分が多いので
切り離して考えるべきではない。
<処置>
@然谷の圧痛 あり→復溜・然谷(魚際の圧痛を併発することが多い。その場合は尺沢・経渠を追加)
なし→数脈かどうかを調べる
A数脈かどうか 数脈→副腎の反応
右期門、右C3の反応
労宮の圧痛
血圧の問題
?中の圧痛
特効穴:気海・関元
特効穴:腰兪
数脈の処置に対しては多岐にわたる処置が関与するみたい
BSCMの緊張(数脈が取れている前提)
健側の外関でSCMの緊張が緩むときは健側 臨泣とのセットで、上四トクで
緩むときは健側 丘墟をセットで使用
この3つステップも実際は、数脈に対してこんなに処置を使うことは
ないです。
長野式で難しいのは処置数をいかに減らすかということだと思います
が、それには、処置の優先順位を患者に合わせて考えることであり、
それには脈診の精度を上げることとなるのでしょう。
>>253の言われている矛盾脈ですが、逆証にしろ仮面にしろ優先すべきは
腹証となりますので、脈が良くわからないときは腹証において重要な所見
に対する処置から始めるべきかと思います。長野式においては基本処置と
なるのは扁桃、お血、胃の気ですから。それらの処置から始めるべきでしょう。
連投で申し訳ない…
数脈に関してもう一つ追加です。これは医道の日本(平成15年6月号P97)
より村上先生の投稿より
また、長野先生は「数脈」を改善させるのに「イ・ヒ・コン」をよく使用された。
「数脈」は交感神経の過緊張を表し、「「細緊数」では、まず「数」をとりなさい」
と言われた。
「「数脈」の改善には、最初に照海・兪府・尺沢、取れないときには「イ・ヒ・コン」
「イ・ヒ・コン」の効果が薄いときには委中の補鍼を十分にして、再度、崑崙にシャ鍼。
それでもだめなら中?、ネーブル、気海、中極などを使用しなさい」と
言われた。
とあります。
まとめると、
@数脈(特に細緊数)では、まず数脈をとる
Aまず副腎処置
B椎骨脳底
C交感神経抑制
という順番のようです にゃがのさんありがとうどざいます
すごいです
逆証で脈は細遅で腹は全部あっ痛の場合 脈の遅での背部側(陽)からの処置から
はやらないのでしょうか? 腹側(陰)からの治療になりますか?
この辺がこんがらがっています。
また脈が虚 腹も虚 症状が実(激しい痛み)の場合の仮面の場合も腹の虚にたいしての
処置でしょうか?
遅脈の場合は腹部より背部優先なのはご存じだと思いますが
治療は仰向けから始めて良いと思いますよ。というのも、遅脈でも
数脈でも手足の刺鍼から初めるからです。その段階で脈なり腹証なり
が変化するので、そのうえで数なり遅なりの処置で良いと思います。
細遅脈で全腹部の圧痛が+とのことですが、その場合は交感神経優位
により体が疲弊しているために数脈を打っていないとなるのでしょうが
この患者さんの場合、私なら、照海(然谷に圧痛があるなら復溜・陰谷)・兪府
・尺沢を置鍼し、扁桃(天ゆうに鍼をとどめて曲池〜手三里の圧通または
緊張部に雀啄)を行います。これらを最初の15分程度行ってから、もう一度
腹診、脈状を再チェックすると良いと思います。
>また脈が虚 腹も虚 症状が実(激しい痛み)の場合の仮面の場合も腹の虚にたいしての
処置でしょうか?
これに関しても腹にしたがって良いと思いますが、たまにどこ押しても痛くない方います
よね?この場合は私の場合扁桃、副腎、胃の気を最初の15分位やって脈に改善が診られれば
症状から考えられる処置を追加、それで痛みが変わらなければ、西洋的な鍼に切り替えてます…。
なので、長野式のベテランの方の意見を私も聞いてみたいところです… >>259
>長野式においては基本処置となるのは扁桃、お血、胃の気ですから。
あと4時8時(副腎)もこれに含まれますか?
副腎ももちろん大事なんですけど、基本処置の中では扁桃、?血、胃の気
が最重要だと習いました。
ただ長野先生は高齢者の場合は、治療の順番待ちの患者では、助手に
副腎処置だけ先に置鍼していたそうです(副腎処置は置鍼時間がかかるから)
なので、副腎処置も基本処置と言えるかもしれません >>264
読み返さず投稿したら無茶苦茶な文だった…
高齢者の患者の場合、長野先生が回ってくるのを待っている間に、助手の
方があらかじめ照海、兪府、尺沢を置鍼していたそうです。 実際に臨床で使ってると何が優先か解らなくなる。それぞれの処置で○○の所見があれば第一に○○処置を施すべき…いう記述が多すぎ。
じゃあ第一に行うべき所見が複数有る場合はどれが優先かがわからん。結果的に処置が増える。
基本処置以外の優先順位を教えて欲しい
262様の見解について245様は どうお考えになりますか?
長野式治療を受けてみたいのですが、どうやって探したらいいのか
よく分かりません。長野式で検索をかけてみてもわたしの住んでいる
地域周辺はあまりみつからず、一つ見つかって電話しても紹介優先と
ということでいつお声がかかるか分かりません。
どこかに問い合わせれば教えてくれるのでしょうか。
埼玉なのでどこか近くで受けれそうな気もするのですが。 久しぶりにのぞいたら研究会のようです
逆証ということで クイズ
主訴 首や肩がたまらない 随伴 耳鳴り 聞こえにくい
既往歴 突発性難聴 メニエール
所見 沈遅 腹直筋緊張 右肺実 右天ユウ
さてどのように治療をうすめましょうか? 長野式2年生様、245です。
私はにゃがの様ほど勉強会に行っている訳ではなく
6年ほど長野式を独学、その後、長野式の基礎講座を受けただけです。
(それ以前は別の脈診治療を十数年していました)
参考になるかどうか分かりませんので、そこのところご了承ください。
それと、どちらこというと臨床としてイメージしないと
どういう選択をしていいのか頭に浮かばないので、具体的な所見を知りたいですが
逆証の脈(脈と腹診との反応が合致しない)は難治性の症状が多く
治療を進めるにつれ、腹診と脈が合致してきます。そうなると症状の変化や
本人の自覚症状の緩和等が現れます。
できれば枝葉末節の反応に振り回されず、どの経絡の異常か、あるいはどこが
問題で強い痛みが出ているか、探りながら処置をしていくことが大事に思います。
例えば、扁桃の異常(炎症の炎がつく症状は、まず扁桃処置をしっかりする)
あと、身体全体の気血の偏りがないかをイメージし、長野式の処置を適用する
例えば、足指間節に打つ処置(頭部ののぼせ、または末梢血管の循環を良くし
全身の気血の流れを良くしたい時とか、自律神経処置にも使います)
的外れかもしれませんが、身体全体の気血の流れをイメージしながら
治療するといいように思いますが・・・
269様 ストレスによる緊張が長く副腎が弱っている感じととらえ
S−U天三 か 遅脈の脊柱起立筋に緊張があればまず脊柱起立筋緊張緩和
腎兪 大腸兪 大椎 天ユウ どちれでもいいと思います。どちらかで
はじめれば いいと思います。脈の変化をみてください。 245です。271様の処置にプラスとして、筋緊張緩和処置は試されましたでしょうか
腹部全体の緊張があるので、自律神経処置、胃の気を処置した後に逆証の脈が変化するか
みてみたらどうでしょうか・・・ どこぞのスレと違ってギスギスしてなくて良いのう・・・
柔整率低いのか? >>269
副腎と扁桃で脈が浮いてくるか様子をみます。
その後に椎骨脳底、T5,強腎 まんまで解釈すれば、基本処置や長時間置鍼(腎虚だろし副腎など)はもちろん
気海兪や中渚や膀胱経督脈あたり?
長野式でいえば単純な見方でこのへんから? >>268
埼玉県というなら(広いですけど)村上先生のところはいかがでしょう?
長野清先生の直弟子だし
講座を主催されている先生ですから。
http://www.wkey.jp/site/info.html http://www.naganoshiki.jp/ 長野式臨床研究会 各支部連絡先の
東京支部の先生方に治療院を伺ってみると教えてくれますよ 〔主訴〕ひどい肩凝り、頭痛、右下腹部腫脹
〔脉状〕細、やや沈、
〔腹診〕右天枢、右中注が硬い
〔局所〕両胸鎖乳突筋(+)、天ユウ(+)、
〔火穴〕反応無し
どんなに治療をすすめましょう。腹が先? 脈も処置? >>278
長野先生の著書では脈と腹の相反する場合は、腹を優先で刺激量は脈が基準
と書かれてるようです。
「脈診とその他の診察がそう反する場合もしばしばあり、診断治療に
繋がる診察は、最終的に腹診を以って決定している。換言すれば脈証と
腹証が相違なる場合、腹証を重視する。刺鍼、施灸の刺激量については
脈証を重視する」…「鍼灸臨床わが30年の軌跡」P26〜27
これらのワードから予想されるものとして考えると、
〔主訴〕ひどい肩凝り、頭痛、右下腹部腫脹
〔脉状〕細、やや沈
交感神経緊張、血虚、腎虚のいずれか、または複合。例:更年期で足の冷え
〔腹診〕右天枢、右中注が硬い
肺実、扁桃+
〔局所〕両胸鎖乳突筋(+)、天ユウ(+)
交感神経緊張、扁桃+
〔火穴〕反応無し
交感神経緊張と扁桃の所見が強いので、扁桃処置+副腎+側臥位で志室付近の
硬結を雀啄で、もう一度脈とその他の所見をチェックしてみてはいかがでしょう。
また、患者の性別や年齢、既往歴、家族歴、血圧などの情報も予測するうえで
参考になりますので、わかれば教えてください。
その他チェックしたほうが良いポイント(もしチェック済みならすいません)
便秘の有無、右陰陵泉の圧痛の有無、頭部?血、人迎、中府、寸口の浮があるか、天柱〜上天柱の圧痛の有無
八りょう穴の圧痛の有無、各華陀穴の圧痛の有無 >276
村上先生のところで断られたんじゃないの?同業者の治療は受け付けないって講習会で言ってたぞ。
なんじゃそりゃって思ったわ 弦脈は 痛み 自律神経 難治性 肝実 眼科疾患まどであらわれますが
血海 や 気海はどの症状の時に使うの? 245です。↑症状にあわせて使うというより、弦脈は気血の不足?を補うために
気海、血海を補鍼すると習ったと思います。(本にも書いてあったはず)
補鍼後、弦脈が取れて、脈に柔らか味が出るようになります。試してみてください。 281です 245様 ということは 弦脈すべてに使うということですか?
脾虚肝実だそうですが すべての弦脈がそうでしょうか 281様、245です。
>脾虚肝実だそうですが すべての弦脈がそうでしょうか
弦脈は肝の邪脈で脾虚になりやすいということです。なので必ずしも
脾虚肝実の場合だけではないかもしれませんが、肝実のある場合、弦脈
と思われる脈状であれば、私が臨床でやるとしたら、基本処置が必要であれば
F・U・Sに肝実処置など、胃の気がなければ胃の気処置をして、検脈し肝の邪が取れている
かどうか診て、その後、気海、血海を補鍼するかどうか決めます。
他の先生方はどうされるんでしょうね・・・ 弦脈はなかなか取れない取れない長野先生も書いてましたね。
自分は弦脈と緊脈の差がよくわかんないので陽補の圧痛があるときにそこへ流注に逆らってシャ法してます 245です。昔、弟子入りしていた脈診で治療していた所では
肝の邪実を取るのに、胆経の陽陵泉で寫法でとっていました。
↑の処置で、弦か緊かよくわからないけど、実がとれるのならいいかもしれません。
今度、やってみます。ありがとうございます。 弦脈は肝の邪脈で脾虚になりやすい
確実に血海を補するための所見てなんなんでしょう >>287
脾虚による血虚だと理解してる
上太白+血海 288様 血虚ということは 冷えですか?
弦脈で冷えを訴えるということですか? >>1>>280
まあ、長野式は内輪ですげーすげー言い合ってるだけだからなあ。
新興宗教ビジネスみたいなもんだし、知識のある人に来られたくないんだろ。 >>279
やはり腹を優先ですか。
というより自分は脈が診られないので腹診が唯一無二の手段です。
まだまだ厳しいですね。
>>291
私も脈は緊と弦、軟と緩とかの見分けは自信がないです。
しかし、遅数、浮沈、細などは特に修練なくともわかると思いますので参考に
しています。そのうちわかるようになればいいなぁ。
>>290
そうですかね〜。
ハーバードの卒後教育コースも何年も続いてますし、東洋医学的なエッセンスを
含む鍼灸流派のなかでは、弟子以外での症例報告も多いので、私は再現性は高い
メソッドだと思っています。 松本氏の著書読んだけど、西洋医学的にみるとあまりに非常識なことを書いた本をハーバードの学生は受け入れられるのかな?
明らかに間違ってる記述がチラホラあるんだが… 特にbirth traumaのところはかなりぶっ飛んでる >>292
緊と弦はわかるでない?
俺は弱と緩というか洪を教えてくれ。
よくRAは洪脈だっていうが、俺の感じでは洪(実脈)ってより
幅の広い弱脈、幅の広くて薄〜いきし麺みたいなのだが・・・。
陳旧性だからかな? >>292
ハーバード卒後コースってインチキみたいなもんだよ。 >>293>>294
既に、アメリカではトンデモ扱いだよ。
英語が読めない鍼灸師が宗教的にハマってるだけだろ。 >>295
私の場合、兼脈になると自信がなくなるんですよねぇ…
結局は、圧痛や所見の変化で自分の脈診への答え合わせみたいな感じ
でやってます。リュウマチの洪脈にしても、洪脈だから確実にリウマチ
とは言えないので、患者の訴えにリウマチがあるときには関元や小腸兪
使ってます。
長野先生のビデオだと「リウマチの場合は必ず洪脈を打つ」とおっしゃって
ますよね。ただ投薬で脈がゆがむのでその限りでないというような感じ
だったと思います。 >>293
私はまだ1冊目しか読んでいませんが、確かにこれを医師に教えて
も受け入れてもらえないんじゃないかと感じました。長野先生の
スタンスとして東西医学の融合ということで、西洋医学的な考察
が入っているのですが、その内容にはたしかに誤りがあります。
中には(誤植かもしれませんが)動脈血と静脈血の解釈が逆にな
っていたものもあり、西洋医学的には一般的でない説を唱える医師
の話を根拠とした処置であったり、医師には突っ込みどころ満載でしょう。
しかし、効果はあると思いますよ。その効果があるから、そのメカニズム
の考察まで正しいとはならないのは当然ですが、少なくとも研究する価値
のある治療法だと思っています。
それ臍動脈のところねw
そんな可愛い間違いどころかもっとあるだろw 誰か 教えてください
数の時と遅の時の扁桃処置のツボのとり方
また 魚際圧痛も右天枢圧痛も天ゆう圧痛も全部扁桃処置でいいんだろうか
>>304
扁桃処置の場合に遅数の使い分けはないと思います。
扁桃は肺経と関連が深いためか、魚際の圧痛や右天枢鵜〜右大巨の圧痛
も併発していることが多いですが、これは扁桃処置だけでは取れないこと
もあります。その時は魚際の圧痛側の尺沢+経渠で対応します。
これでも魚際の圧痛が残るときは同側の京門へ雀啄補鍼します。 >>299
基礎医学レベルで間違ってる内容を平気で書いてるからだよ。
まあ、>>300みたいな狂信者もいる本スレで言っても無駄だろうけど。 >>306
そう言わずに言ってくださいよ。
間違ている記述もあると思いますが、私の印象は理論の飛躍が多いという
気がします。しかし、ひょっとしたら後に証明されうる内容もあるかも
ですよ。未科学なのか非科学なのかは研究が進むまで解りません >>307
>>ひょっとしたら後に証明されうる内容もあるかもですよ。
新興宗教の勧誘と同じセリフ過ぎてワロタ >>308
結局なにも提示できない典型的なネラーか?
アホは楽でいいな >>308
前々から西洋医学的な説明に誤りがあるのではないかと言う指摘はあるんだよ。
効果があった、治癒したという事実に対し後付的に説明しているので当時長野氏はそう考
えていた程度でよいのではないか?
より納得できる説明があるならそれでよいだろうし。
西洋医学的な説明に誤りがあるからと言って、治癒したという事実はかわらないのだから。 この治療法の中で取り入れてるのは、扁桃処置、オ血処置、筋緊張緩和処置、椎骨脳底処置、下垂処置。
これらは初心者の俺でも変化が解った。
まさかSCMの片側緊張が対側のシトクと丘キョで取れるとは思わなかった。
ただ然谷や魚際の圧痛はめったに取れない… 間違った記述で思い出したけど、火穴の圧痛が経絡流注上の交感神経過緊張ってのは違うと思う。
良導絡で測定しても火穴の圧痛経絡と結果が不合しない
良導絡が間違ってるとの批判を避ける為に一応書いとくけど、良導点は交感神経遮断すると消える点
なので自律神経のバランスと相関あるのは間違いない リアル〜に聞くが、両道楽ってどうなん?
結構いける?
贔屓目抜きに教えて 良導絡は測定のみ使用してるけど、患者説明には便利。ただ数値に変化が出せないと逆に信頼を損ねる http://www.ami-ca.com/keiraku/keiraku/index6.htm
火穴と良導絡の値が一致しないとのことですが、交感神経と良導絡
の測定との相関性は1970年に疑問視されているようです。
だからと言って、火穴の陽性反応が交感神経緊張の証拠とはなりませんが
上記HPのかたが考察を述べてらっしゃいますので、参考までに 良導絡とか言ってる時点でトンデモ医学なんだよね。笑 >>311
お前もそうだけど、自然治癒でも治るようなもんを、治した気になってるだけだよ。 >>319
ないです
オ血処置で代表的なのは左中封、尺沢
遅の場合は背部への刺激が優先で、数の場合は腹部への刺激が優先
ってことなんで、手足への配穴は遅数では左右されないです。
ただ数脈だからといって背部の刺激全部NGかといえば、そんなことはないです。
特に血糖でのT10〜11、免疫でのC7〜T1、T3、オ血でのT7などはOKです。
320さん逆証についてしつもんします
脈が沈遅で腹が臍動悸をうっています 主訴耳なり 首肩がひどくこり
この場合はなにを処置しましょう。 >>322
所見が少なすぎて何とも言えないです。予測でかくなら以下の通り。
臍動悸=心傷(脾の内傷)→自律神経失調→肩こり→耳回りの経絡循環障害
基本処置 扁桃処置(天ゆう、曲池〜手三里)、腹部?血処置(左中封、尺沢)
自律神経に対し副腎処置(下腿の腎経は然谷の圧痛の有無で適宜)、臍動悸に対し
右滑肉門へ皮膚に対し80度外側へ向けて刺鍼、関元、左帯脈へ雀啄。
僧帽筋の緊張に対し、内陰(圧痛がなければ使用しなくてもいい)
SCMの緊張があるなら筋緊張緩和処置(上四?を押して改善があるなら丘墟とセット鍼
外関を押して緩むなら足臨泣とセット)
首のコリに対して、椎骨脳底(委中、飛陽、崑崙、後頸部硬結圧痛に単刺)
側頭部の圧痛があるなら築賓で改善があるかを診て、改善するなら八難治療
(築賓、兪府、上四?)。改善しないなら、側頭部圧痛部位へ1番鍼で浅刺
副腎処置 322さん
所見のみで 逆証で推測すると脈の沈遅は症状が長く腹は交感神経の過緊張を
表してると思います。何らかのストレスが長期にわたりかかっていると思われます。
逆証ですが症状も腹と一致して実なので 初めは外ネーブルやイヒコンなど自律神経処置を
主体で組み立ててあげて緊張を少しでも取ってあげればいいと思います。
沈遅や逆証ですので取れにくいと思いますが・・・
症例を考察するときには
@患者の年齢
A性別
B主訴
C現病歴
D既往歴
E脈状
F腹診所見
G圧痛所見
がないと何とも言えないとおもいますよ。 ちょっとこのスレ他の掲示板に貼りまくってみよう。
長野式の鍼灸院には、絶対行ってはダメってことがわかりやすい。 >>326
かなり意味がわからん
どの辺が行ってはダメってわかるの? 定期的に>>326みたいな頭がおかしい人湧きますよね。 >>328
だよね、突っ込みどころありまくりだ
だって、「東洋医学板」に降臨して先の言い分をいうなれば解る
もしくは「純経絡治療板」とかなら。
何故にわざわざ各論にこのスレにきて、これまた和洋折衷な長野式で
カマスのかと(中途半端な)w >>328
長野式が頭おかしくて>>326がまとも
って可能性を少しも疑わない時点で
>>328がキチガイの可能性が高まるよ。
心理学の基本な。 >>329
まぁキチガイの心理って常人には分からないですよね。 >>330
長野式嫌いな人は、何の治療法ならいいんですかね?
昔も某専門学校は長野式の本すら図書に入れないというところがありましたが
言い分が心虚や腎実なんて言ってる流派の本なんかいらないということでした。
>>330
読解できてる?
それを言うなら、ここじゃなくってむしろ経絡治療なり、
中医学なりの「八綱弁証」にまず食ってかかるだろっての?
鍼灸を知らない人ならいざしらず、関係者でしょ?
おれからいわせりゃ「鍼灸やってていまさらそのリアクションかい!w」と。
あ、もしかして鍼灸治療はTPだろってひとなのかな? TPも運動器症状のときには凄く効きますよね。なので長野式と組み合わせて使用してます。
外傷のうち打撲での痛みがいつまでも残っている場合に
甘い物点の反応を改善させるとよい、という話をどこかで聞きました。
最近の来院では打撲後遺症の患者さんというのがいないのですが
治癒経験のある先生はいますか。
上太白、陰陵泉、右滑肉門、反応のあるT10〜12の華陀穴。
効果があるときはその場で痛みとれますよ 質問させて下さいm(__)m
初歩的なことですが、扁桃処置や胃の気処置は置鍼でなく雀啄なのでしょうか
今までずっと置鍼でやってきましたが、ある先生から「雀啄でしょ」と言われました
よろしくお願いいたします キーコスタイルの方はビデオの影響で置鍼、同時に多くの処置を行う人が多い印象です。
私の場合は処置を同時進行すると、針山になってしまい患者さんが緊張する気がしますので、副腎以外は置鍼せず単刺雀啄です
ただ取穴法や圧痛点による診断などは、キーコスタイルで行っています。脈音痴なりに脈も診ますがなかなか難しいです