【15】【家具店の営業マン(=ワーカホリックの店員)の主張の誤りを訂正(その5)】

【米国スチール・ケース社の場合】

前傾姿勢時の大腿部への負荷を軽減する座前縁部チルト機構搭載があるとの理由から、スチール・ケース社の

リープ・チェア(96度〜120度)(リクライニングは固定できずもリクライニングの調整範囲は5段階)

を前傾対応のイスと言うこともあるも、

https://www.find-chair.com/chair5.html

スチール・ケース社は、リクライニング角度の広範性からか、リープ・チェアは中間姿勢から後傾対応のイスと広報しています。

https://garage.plus.co.jp/products/detail.php?product_id=150186

他方、スチール・ケース社の

ジェスチャー(98度〜116度)(リクライニングは固定できずもリクライニングの調整範囲は5段階)

はリクライニングの角度が

                 「リープ・チェアのリクライニングの角度の可動域内に含まれる」

にも拘らず、スチール・ケース社はジェスチャーをどんな姿勢にも対応するイスと広報しています。

https://garage.plus.co.jp/products/detail.php?product_id=150186

前傾、後傾に対応するイスの定義には統一性がなく、メーカーによってその定義が様々であることが分かります。