http://bring.under.jp/jinsay/entry/001791.html

こちらの記事についてなんですが、私も始めはここに書かている通りだと思いました。
腰の出っ張りのカーブの部分の位置がおかしいのと
ロッキングで座面の角度が変わらないので常時突っ張るような感じで背中を押しつけて居ないといけない。
なので始めは同じように失敗したか?と思っていました

しかし、半年使用しての感想は、合わないと思った腰の出っ張りの位置は、
むしろこの位置でないと背筋が伸びずに猫背になってしまうってことです。

後傾の椅子に慣れていないと、座面をあまり前に突き出さずに背筋をピンとした状態の前傾で座ろうとしてしまいます。
そうすると腰のカーブの位置がシートの上になってしまい、下過ぎる腰の出っ張りのサポート部分に違和感を感じるんだと思います。
後傾態勢を取るとしたら、自然と座面は前に突き出して腰の位置は前になります。
すると腰のカーブの位置は大分下になるわけです。
腰の出っ張りがあるおかげで椅子に座って居ても背筋がピンと立って居られるわけです。

角度が変化しない座面に関してですが、座面の角度が変わり脚が持ち上げられると、その分腰や背中にかかる力が大きくなり、
背中を押しつける動作をしなくても楽にリクライニング態勢が取れます。
しかし、背中を押しつける態勢にしなくてもリクライニング角度が維持できるということは、
背中を伸ばす必要がなくなり、自由になった分、背中は前屈みになろうとして腰は伸びずに丸くなると思います。

以前ロウヤの安価な椅子を使っていましたが、まさにその状態でした。
常に腰痛がひどく一歩も歩けなくなるほどでしたが、猫背のまま楽に座って居られるので疑問は感じずに使っていました。
リクライニングさせて気持ちいい態勢と、後傾作業しながら背筋を伸ばして作業出来る態勢は別のものだったわけです。
エルシオにしてからは腰痛が一切無くなり、以前の椅子がどれだけダメだったのか身を持って体験したので
二度と安価なウンコ椅子に戻ることは無いと思います。

最後にシートの固さ調整は固すぎるのは同意します。最弱にして使わないと背中を押しつけるために突っ張る健康器具のようで
一体何のトレーニングマシン?ってくらい後傾を維持するのに疲れます。