長くなりますが書かせてください。

彼はインテリアに無頓着な人だと思っていました。
カラーボックスとか、ちゃちな化粧プリントの座卓なんかばかりの部屋だったので。
でも結婚することになってわかりました。
安物が好きな人だったんです。
絵もたまに買って帰ってくるのですが、モーレツに安っぽい絵なんです。
これを飾ると言われたので、飾るなら押入の中に飾ってくれと逝ってしまいました…
これがきっかけで大激論になり、激論は1ヶ月つづき、結論が出ました。
彼の家は私の家。私の家は彼の家。
私も彼も気に入る物を買おうと。
私の眼鏡にかなって、なおかつ彼の金銭コードに触れない物を。
絶対にお互い妥協をしない、という約束をして、家具は慌てて買わないことにしました。

でも私も昔はデザイン業界に身を置いた者。
ちょっとやそっとの物を家に入れる気にはなりません。
当然私がいいと思う物には彼が難色を示していました。
しばらくは椅子もテーブルもない生活でした。
でも、知人のいる中古家具屋に行ってから、
私の好みと彼の金銭感覚に折り合う家具がどんどん見つかり、
今では人並みな生活をしています。
家具についてもかなり満足しています。

ちなみに彼のカラーボックスや座卓は新しいのを買うまで使っていました。
こんな物が家にあると家に帰る気をなくす(本当)、と彼に訴え続け、
新しいのを買うまで使う、ということで納得してもらいました。

みなさんもがんばってくださいね!