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>婚礼箪笥がなんか重厚だったり立派だったりやたらでかかったりするのは、
>使う人のニーズではありません。贈る人の都合(ヨメの親の見栄)に
>あわせてるだけです。

言い当ててると思います。
昔は、娘が生まれると「桐」を植えるという慣習があったと聞きます。
娘が嫁に行く頃には大きくなり、その木を使って嫁入り箪笥を作ったのです。
その様に、婚礼箪笥は親が娘にできる最後の手向けであり、それが現在まで残っているんだと思います。
でも、見栄もあると思いますが、もっと深い親心があると思うのです。
「耐久性はなくとも、安くモダンな家具はたくさんあります。数年単位で、飽きたら買い換えると言うのもヒトツの手でしょう!
しかし、婚礼箪笥と言うのは夫婦と同じで、「一生付き合って行くパートナー」を前提に造られているのです。
旦那も家具も、末永く付き合っていける「モノ」を選んで欲しいです。」(うろ覚え)
と副社長の口癖がありました。それは、花嫁の親の代弁でもあったんだなと、今にしては思うのです。

こーゆー考え自体が「田舎臭い」のかもしれませんね。
でも、俺は嫌いじゃないです。