>>978
先輩「話が横に逸れたが、110の件とにかく、どんなに不都合な出来事が起こっていても、
最終的に110という数字をみただけで、
これまでの不都合な事実や不快感は全てチャラになって、忘れてしまって
信じ込むのさ。警察だと。L31が効いてるし、心理学でいう認知的不調和という現象も起きる。」
自分「心理学ですか・・自分そんな事があるなんて何も知りませんでした。」
先輩「まあ一般的な話ではないからな。この認知的不協和の違う話をしてやろうか?」
自分「違う話ですか?一体、どんな話ですか?」
先輩「★敵兵だらけのジャングルの中に、何と祖国から自分の家族が迎えに来てくれた話★さ。」
自分「はあ~!!!???何すかその話!聞かせて下さいよ!!」
先輩「よかろう・・・心して聞くように・・

~アメリカ合衆国陸軍歩兵部隊のジョンはベトナムで従軍し、半年が経過した頃だった~

ジョン「人類の自由のためにアメリカは戦っている。僕も自由を守りたいと思って志願した。
   しかし戦争前線では恐ろしい体験ばかりだ。
   僕の部隊ではもう何人も戦死した。次は僕の番だと思うと毎日怖くて夜も眠れない。
   肉体の疲労も激しい。重い装備を抱えて何十キロも行軍するため、
   足はマメだらけで太ももはずっと筋肉痛。擦り傷切り傷は当たり前で軍服は汗で臭く、
不潔不快極まりない。
こんな状態になるのが前線なんて、想像すら出来なかった。
   志願したが国に帰りたい。美味しいハンバーガーを喰って冷えたコーラを飲みたい。
   家族が恋しい。彼女に会いたい。ああ、前線なんて苦しみしかないのか・・。」
小隊長「ジョン、最近様子が変だぞ。しっかりしろ。敵にやられるぞ。」