自分「で、ターゲットが認識する事や、その証言内容は全て変な話になる・・」
先輩「クックック、その通りだ。

  だから前に言った『助けを求めると、逆に破滅する』っていうのは、
  その話を聞くターゲットの知人・友人・家族だけでなく警察官・医者の誰もが
  『彼の話はおかしい。集団ストーカーってのは実は妄想で、単に彼は精神疾患では?
  彼の言う変な話、誰がそんな手の込んだ事を、しかも大人数でするんだ?
  そんな事とても信じられないよ、全く。』と思われるからさ。」

・・・交番で一人の青年が血相を変えて、何か必死に警察官に訴えている・・・

  ターゲット『本当なんです!!腕を曲げたまま、前から歩いてくる奴が
      僕が駅に行く道に、毎朝いつも居るんです!!変な奴等が!』

  警察官『う〜ん・・・で、そんな人が居るとして、その人は実際にご主人に
      何か具体的な危害を加えて来たんですか?』

  ターゲット『そ、それは・・直接そんな事はされてませんけど・・
      でも・・でも変じゃないですかっ!!
      そんな仕草で色んな奴が現れて!!いつも同じ道で!!大体同じ時間に!!
      気味が悪いですよ!!』

  警察官『うーん・・失礼ながら、変なのはご主人のご認識の方では?
      一度じっくりとご家族と相談されては如何でしょうか・・
     警察からは病院とか紹介できませんし・・・」

  ターゲットは身辺の異変について必死に訴えるが、警察官はおろか
  周囲の誰からも理解されずに激しい孤立感と絶望に襲われる事になる。」

自分「・・凄い展開っす。実際に人に暴力を加えるとか騙してお金を奪うとか、
  そういったダイレクトな攻撃でなくとも、人を追い込む事が出来るんすね・・
ガスライティング、本当に恐ろしいです・・・」