防衛省は22日、予備自衛官補の採用年齢の上限について、大幅に引き上げることを発表した。



防衛省によると、一般公募の予備自衛官補の採用年齢の上限を、現行の「18歳以上34歳未満」から「18歳以上52歳未満」へ引き上げる。

予備自衛官補は所定の教育訓練を終えた後、予備自衛官に任用される。予備自衛官は普段は学生や別の職業に従事し、有事や大規模な災害時に招集される自衛官で、能登半島地震の被災地でも支援活動にあたっている。

今回の採用年齢の引き上げは深刻化する自衛官の人手不足に対応するのが狙いで、22日から募集を開始する2024年度の予備自衛官補の採用者から適用される。