すいません長文です。
現在MOS取得訓練中の公募即自候補なんですが、正直なところ公募の予備自ってどんな印象なんでしょうか。

マイナー人種なので認識が統一されていないのは仕方ないのかもしれませんが、あまりにも誤解されていて、どのように伝えれば良いのか非常に悩んでいます。

予備自衛官補の教育期間は30日ですが任官前と中間に二度試験があり前期教育90日分の過程は基本的に全てクリアしています。当時は訓練をこなすため朝から晩まで間稽古が組まれ猛スピードで訓練が進みました。

出頭10日を過ぎた頃から喫食時間や入浴時間も短くなり、任用試験直前になる頃には朝5分、昼7分、夜7分、入浴15分まで短縮。分結やガスマスク装面などの目標時間も卒業までに常備と同じ基準が求められます。

ガス天幕で隊歌を歌いながら腕立て伏せしたり、64のクソ重い銃で駐屯地を何周もハイポートしたり、フル装備で20kgの背嚢背負って40km行軍、試験前は緑本覚えるのに消灯後こっそりトイレで勉強しました。なんせ時間ないもんで。
北海道の知り合いの公募予備自は行軍の時プラスアルファでスキー一式も背負って登ったそうで、スキー訓練があったそうで。

そんなこんなで最初の出頭で32人いた同期は任官されるときには6人になっていました。卒業までそれなりに苦労したと思ってますし、許される職域の範囲で業務としてちゃんと勤めてきたとも思っています。

ところが即自に来て最初に聞かれた質問は「銃持ったことある?」でした。これがみんな真顔で聞いてくるんですよ。。
その後半年が経過した今でもこの質問は何回もされます。

今もガスマスクも見たことがない前提で訓練されており、当たり前に出来る範囲の事でも意外とイケるじゃん!みたいな。。

人にもよりますが自分は予備で15年近く経過しており、ヘリボーンも行軍もロープワークも転地訓練もやってますし観閲も出ました。地域にもよると思いますが自分の時はミニミの分結やアイスクリートもやっています。

もちろん即自の先輩方に遠く及ばないのは十分理解していますが、銃触った事ある?撃ったことある?と真顔で聞かれるたびに非常に微妙な気持ちになります。