セクハラで陸自3曹懲戒免職、被害の女性隊員は自殺
https://www.sankei.com/affairs/news/201222/afr2012220038-n1.html

陸上自衛隊は22日、練馬駐屯地(東京都)の第1特殊武器防護隊に所属する20代の男性3等陸曹が、
同じ駐屯地で勤務する女性隊員に対し、自分との関係を暴露すると脅すなどのセクハラ行為をしたとして懲戒免職処分にした。
女性隊員は5月2日、脅された約1時間半後に駐屯地内で自殺を図り、同11日に死亡した。

陸自によると、3曹は今年4月25日と5月2日、駐屯地内で同僚隊員3人に女性隊員との関係を暴露した。
さらに女性隊員に、自分との関係を他人に話すと脅した。陸自はプライバシー保護を理由に、
3曹と女性隊員の関係の具体的な内容を明らかにしていない。

第1特殊武器防護隊長の柳沢昌2等陸佐は「女性の人格と人権を踏みにじる許されない行為で誠に遺憾。
女性が安心して働ける環境となるよう指導する」とのコメントを出した。