★高齢入隊予定者へ捧ぐ素敵な未来予想図★
(地の文注意)

金曜日の夜。
高齢入隊、Aさん(30)は営内で布団にくるまり動画鑑賞を満喫していた。

ガタガタガタ!突然揺れるベッド。

ガキ士長「おいコラ、ジジイてめえ!!(ビキビキ」

Aさん「は、はいぃ?」

若手新隊員同期「ぷっwww」

ガキ士長「ハイじゃねえよこのクソジジイ!おめーなんで出ねーんだよ?!

Aさん「あ、あ、その、車ないですし、バスもないし、あまりお金使いたくないので」

ガキ士長「じゃあなんで俺と待機変わんねーんだよ!!そいだら俺が出られただべ?!!なあ!!」

Aさん「あ、おの、うゆ、そ、そんなの俺の、か、勝手じゃないですかゴニョゴニョ」

ガキ士長「んだとテメー?!ジジイのくせによお…
ロクに仕事もできねーししたこともねーしキツさも知らねーカスのくせに…あーー!イラつく!!殴っていい?お前のこと殴っていい?!」

Aさん「ほー、そ、そんなことできる、わけ、ないですよね」(ドキドキ+ドヤァ)

ガキ士長「ビキビキビキビキ」

若手新隊員同期「おい、A!ちょっと来いや!あ、パイセン、ウチがシメとくんで・・・」

娯楽室にて。若手同期に囲まれて、正座をしてるAさん。

若手新隊員同期2「で?ジィさん、なんかいうことある?ん?」
若手新隊員同期3「つーか、動画みてブタみたいに寝てるとかねーわ、ジィさん。あんた体力検定受かってないでしょwww」
若手新隊員同期4「ヘラヘラニヤニヤ(笑)」

Aさん(これ一体なに?!俺なにかした?わからん、解せん…(涙目))

Aさんの長い夜は始まったばかりだ…