上司だった幹部自衛官も報告怠り処分…52歳一等陸曹が後輩隊員3人に“平手打ちや頭突き” 1人ケガ
3/9(月) 15:58 Yahoo!ニュース

 陸上自衛隊久居駐屯地の52歳の一等陸曹が、後輩自衛官3人に平手打ちや頭突きをするなど暴行を加えたとして停職7日の懲戒処分となりました。
また一連の暴行を知りながら報告を怠ったとして当時の直属の上司も減給処分となっています。

 停職7日の懲戒処分を受けたのは、第33普通科連隊に所属する52歳の男性一等陸曹です。

 久居駐屯地によりますと、一等陸曹は2015年10月から2017年12月にかけ、3人の後輩自衛官に平手撃ちや頭突きするなどの暴行を加え、うち1人に全治1週間のケガをさせました。

 隊員へのアンケート調査から一等陸曹の暴行が明らかになり一等陸曹は「深く反省している」と話しているということです。

 また一等陸曹の当時の上司で、現在三重地方協力本部に勤務する40代の幹部自衛官が「部下の暴行の事実を知りながら必要な報告を怠った」として30分の1の減給1か月の処分を受けています。

 第33普通科連隊の石原雄介連隊長は「このような事案を起こし誠に遺憾であり同種事案の根絶に努めたい」とコメントしています。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200309-00027177-tokaiv-soci