>>863
これは?
おまえら、ミサイルの種類も知らないの?
まじで自衛官?


航空自衛隊がスパローの後継として開発した中距離空対空ミサイルで、通称AAM-4と呼ばれる。
開発当時AMRAAMはNATO加盟国にしか供与されないのではと懸念されていたのと、
搭載兵器を全て国産化したいという思惑があったため、比較的早い段階から研究開発が行われていた。

誘導方式は初期〜中間誘導は内蔵ジャイロによる慣性誘導と発射母機からのデータリンクによる指令誘導、
終末誘導には自身のレーダーによるアクティブレーダー誘導が用いられる。なお、
中間誘導は僚機に引き継がせることも可能である。

LOAL(発射後ロックオン)の実現や、デュアル・スラスト・ロケットモーター(燃焼パターンを2段階に変化させるロケット・モーター)による
燃焼時間の増大により射程がスパローの約2倍に上昇しており、アクティブレーダー信管と指向性弾頭により撃墜率も大きく上昇している。

発射試験ではターゲットドローンを4機同時に撃墜したり、巡航ミサイルに見立てたASM-2を撃墜するなど
非常に高い命中精度を叩き出し、その他にも様々な試験が行われたがいずれも高い命中精度を示したという。
調達価格はやはり高めだが、それでも民生部品の多用によりライセンス生産のAIM-7スパローよりも安く仕上がっている。

99式空対空誘導弾(AAM-4)
http://eaglet.skr.jp/MILITARY/AAM-4.htm