不発弾爆破訓練で車両破損、1等陸尉ら懲戒処分 陸自第14旅団
2017.12.11 19:14

 陸上自衛隊第14旅団(香川県善通寺市)は11日、不発弾の爆破処理訓練で安全対策を怠り、爆破の影響で自衛隊車両のボンネットをへこませたとして、

同旅団司令部の30代の男性1等陸尉を減給15分の1(1カ月)、監督した同旅団司令部付隊の50代の男性准陸尉を戒告の懲戒処分にした。
 同旅団によると、1等陸尉は県外の演習場で6月1日、不発弾の模型を爆破処理する訓練の際、決められた基準よりも浅い位置に埋めた。
このため爆破した破片が飛散するなどし、約300メートル離れて駐車していた車両のボンネットの一部がへこんだという。けが人はいなかった。
1等陸尉は同旅団の調べに対し「(基準より浅いが)これだけ掘れば大丈夫だと思った」と話しているという。
ttp://www.sankei.com/west/news/171211/wst1712110062-n1.html?view=pc