>>161からのつづき
防犯パトロールの被害を受け始めた頃、俺はさるスーパーで勤めていました
その頃から、店で仕事をしている時に、おかしな客が現れるようになりました
閉店間際、どこで仕事をしていても、必ずある客が、俺の目の前に姿を見せるようになりました
その店は売り場面積がとても広く、すれ違うはずのない売り場で仕事をしていても
まるで俺の姿を探し出して付き纏ってくるかのように、俺の目の前に姿を現しました

他にも不審な客、こちらの行動を監視している様子の、不審な客が、非常に目につくようになってきました

俺は警察の仕業だと思っていたので、同僚のFに、Sの件を相談した際に、この事も相談しました
ある日、Fが、売り場に出ている時、どれが行動監視者なのか教えて欲しいというので、教えました
するとFは、「これは本当に警察の仕業だと思うか?」と聞き返してきました
Fが言うところによると、この付き纏い行為・監視行為・嫌がらせ行為をやらせているのはO(Sの妹)だったそうです
要するに、店舗内で客を偽装して嫌がらせ・付き纏い・監視をしていたのは、学会の仕業だった、という事です

Fの話に関しては、100%、信じるわけにはいきません
何故かというと、Fは警察関係者の可能性がある為です
そうであれば、警察が防犯パトロールと称して、店舗内で客を偽装させた防犯協力者達に
嫌がらせ・付き纏い・監視を行わせる可能性は、ないとは言い切れず、Fには隠蔽の為に嘘を吐く動機が存在する為です

ただし、確かに警察による防犯パトロールだったと仮定すると、不自然な行動を監視者が取ってきた事も事実です
これは三度くらい、やられたのですが、何の意味があるのか知りませんが、こちらが仕事をしていると
客を偽装した監視者が、俺の背後に、背後霊のように、べったりと、何もせず、立ってきました(本当に気持ちが悪かったです)
この行動に何の意味があるのか不明ですが、防犯パトロールでこんな意味のわからない行動を果たして取らせるものかな?と

つづきます