後輩殴った自衛官を懲戒処分09月02日 08時08分nhk
呉市の海上自衛隊の基地で勤務する38歳の海曹が、後輩の隊員に全治3か月の大けが
を負わせるなどしたとして、自衛隊はこの海曹を停職40日の懲戒処分にしました。
懲戒処分を受けたのは、海上自衛隊呉基地が拠点の訓練支援艦「てんりゅう」に乗船
する38歳の男性海曹です。
海上自衛隊によりますと、この海曹は今年4月、「てんりゅう」に乗船中に日常的に
殴るなどの暴行を加えていた後輩の隊員を階段から落として、全治3か月の大けがを負わせました。
それ以外の複数の後輩隊員に対しても、去年2月以降、日常的に暴行を加えていたということです。
海曹は「スキンシップの一環として行っていた。今は深く反省している」と話している
ということです。海上自衛隊は、1日付けでこの海曹を停職40日の懲戒処分にしました。
「てんりゅう」の艦長、吉田潤2等海佐は「日常から厳しく服務や規律について指導
してきたが、このような事態が起きたことは誠に遺憾です。
真摯に受け止め、再発防止に努めたい」と話しています。