店の壁やクルマ破壊で被害75万円 陸上自衛官大暴れのワケ
4/25(木) 9:26 ネタりか

「私、完全にやってますね」

 取調官に現場写真を突きつけられ、陸曹長はグウの音も出ず、犯行を認めたという。

 泥酔状態で飲食店の壁やBMWを叩いて壊したとして、自衛隊阪神病院の陸曹長、坂下裕一容疑者(50=伊丹市)が22日、建造物損壊と器物損壊の疑いで兵庫県警伊丹署に逮捕された。

 1月30日午後11時43分、すでに酒を飲んでベロベロだった坂下容疑者は帰宅途中、陸上自衛隊伊丹駐屯地入り口の交差点近くにあるスナックの前を通りかかった。
するといきなりカバンを店の壁とアクリル製の扉に叩きつけてヒビを入れ、店の前にあったエアコンの室外機に腰掛け、ファンの部分をかかとで数回蹴り、カバーを破壊した。
さらに片道1車線の道路を渡って向かいの自動車販売店の敷地内に侵入。駐車場に展示してあるBMWのボンネットをカバンで叩いてへこませた。
防犯カメラに犯行の様子が写っていて御用となったが、ただの通りすがりでスナックや自動車販売店とは何の関わりもなかったというから、迷惑な話だ。

 調べに対し、当初は「深酒をした日なので記憶はないが、やったかもしれない」と答えていたが、「動かぬ証拠」を突きつけられ、観念した。
どれぐらいの量を飲んだかも覚えていないほどだったという。
被害額は壁と扉で13万5000円、室外機が7万5000円、BMWが54万円。締めて75万円相当に上る。

「(坂下容疑者は)現場から1キロ弱のところにある川西駐屯地内の病院で、機材や物品の調達、補給、配分の仕事をしています。
階級は陸曹の最上級の陸曹長で、昨年度末まで駐屯地に所属の陸曹で構成される『曹友会』の会長を務めていました。
『曹友会』は交通安全の啓蒙活動や駐屯地周辺の清掃などをしています。
部下からも頼られる存在で、勤務態度にも問題はなかった。お酒は好きでしたが……」(同僚)
https://netallica.yahoo.co.jp/news/20190425-72737687-a_aaac