徳島空港着陸トラブル 2人を懲戒処分 
更新:10/28 06:58

 2015年、徳島空港に着陸しようとしていた旅客機が滑走路に車がいることに気づき着陸をやり直したトラブルで、海上自衛隊は管制を担当していた自衛官など2人を懲戒処分しました。

2015年の4月、徳島空港で日本航空の旅客機が、管制塔の許可を受けて着陸しようとしたところ滑走路に作業車があることに気づき、25分後に着陸をやり直しました。
海上自衛隊によりますと、通常、徳島空港の管制塔では自衛官4人が業務をしますが、当時は1人しか業務をしておらず、この自衛官が滑走路の目視確認を怠り、退避指示を出さなかったということです。
海上自衛隊は当時、管制を担当していた30代の海曹を「減給10分の11か月」の処分、
また、管制塔で1人で業務することを認識していなかったとして、当時、管制業務を管理する運行当直士官を務めていた40代の1等海尉を戒告の処分にしました。
ttp://www.mbs.jp/news/sp/kansai/20171028/00000021.shtml