●野田佳彦(政権交代前、2009年7月14日国会演説)

「私どもの調査によって、ことしの五月に、平成十九年度のお金の使い方で
わかったことがあります。二万五千人の国家公務員OBが四千五百の法人に天下りをし、
その四千五百法人に十二兆一千億円の血税が流れていることがわかりました。
  
 これだけの税金に、一言で言えば、シロアリが群がっている構図があるんです。
そのシロアリを退治して、働きアリの政治を実現しなければならないのです。
残念ながら、自民党・公明党政権には、この意欲が全くないと言わざるを得ないわけであります。
 
 天下りをなくし、わたりをなくしていくという国民の声にまったく応えない麻生政権は、不信任に値します。」