8日午後3時半ごろ、和歌山県美浜町の南西約25キロ沖を航行していた海上自衛隊の潜水艦「そうりゅう」(基準排水量約2900トン)から、
田辺海上保安部へ「乗員1人が死亡した」と連絡が入った。死因は不明で、海自が詳しい原因を調べている。

 田辺海上保安部によると、死亡したのは同艦に乗り組んでいた3等海曹で広島県呉市の男性(20)。8日正午ごろ、
潜航していた艦内で3等海曹の所在がわからなくなったため、浮上して捜索したところ、午後2時18分ごろ、
艦の上部に突き出した艦橋部分で見つかった。

 艦橋は潜水艦の浮上時に乗員が操艦する場所で、潜水時には水没する。

朝日新聞デジタル 10月9日(火)1時48分配信
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