> 仏教初心者ですが、基本の入門書でおすすめを教えてください。知識だけでは役に立たないですが、今、山折さんの基礎知識を電子書籍で購入しました。』

急がば回れ、慌てる乞食はもらいが少ない。

柔道の例でいえば、受け身です。
始めは受け身を学びます。

相撲は、四股、鉄砲、すり足が基本ですが、その前には 股割りを学びます。

仏教を学ぶのに、仏教学者の開設本を学んでは、回り道ではなく、まったく異なる知識のあれこれを学ぶことであり、仏教ではない断定の無い迷い道です。

入門書などはありません。

自問し、自答するだけです。

2500年前のインドの出家修行者は、死を問いました。
激しい断食行と瞑想です。

あなたは何を問いますか?

わたしは
両手で打てば音が鳴る。片手の人が叩く拍手の音を聞いてこい。
と言う問いに取り組みました。

仏教とは、何か。と言う仏教学者になりたいのであれば、宗教学を学べばいいし、インド哲学を学びたいのであれば、イン哲への入学がおすすめです。

ググれば何でも出る世の中で、小学生も大学院生も、宿題や論文もググって済ませる時代です。
いっぱしの知ったかで用が足りるのであれば、ググりなさい。
講演会、講習会に出席して配布されるレジュメを握りしめ手放さないようにしなさい。

この道を二人で行くような無駄をしてはいけない。
わたしの教えは優しい。どこへ行って受け入れられる。だからサイの一本ヅノのように一人歩み行きなさい。
と言う。