母親は癌を患い闘病したけれど、一年前にこの世を去った。

高校一年生の冬のことで、勉強との両立も図る為学校では着丈高に振る舞うものの、内心は辛いという日々を過ごした。
受験生になるというのに夜眠れず涙が止まらない。
闘病生活中は高校受験もあり、積極的に看病してあげることは出来なかったな。もっと一緒出かけておけばよかった。
大好きだった母だからこそ、現状に耐えられない。
くよくよしていちゃいけないとは分かっているし、他の家庭を妬むのも違うと思うけれど。
友達が両親を蔑ろにしていたり、母親と喧嘩した話を聞くと、ずるいなあと思ってしまうのを許してください。