>>250
仏性と聞いて、少し分かった気がしました。
人は産まれながら完全であり、仏であり尊い。
自然、宇宙は完全であり、生滅しないのであるから、全体の一部である私はそもそも奪う必要もなく、何かを生み出す必要もないという事 と考えました。

実生活の社会に宿る仏性を無視し、人に宿る仏性を善悪の意識に区別したのが誤りの始めのようです。

そもそも、奪う必要もなく、奪われるものすら無いのに、奪う行為をする事自体が欲の表れである と考えます。
自己と他者に本来区別は無いのに、そこに区別を設け、持つモノと持たざるモノを生み出した時点で思考による分別がありました。
他者も自己であるのに、自己の生存のために自己から奪うのは、何も得るところが無いので、悟った者には奪うという行為が生まれないということですね。