gidは脳の検査では分からないのが現状
脳梁の太さの違いにしても、死体解剖の結果、わずかなサンプルから仮定した説で現在はされていない
遺伝子レベルでも原因特定はなされていないし、ホルモンシャワー説などの古典も支持されていない
生得説、環境(生育)説いずれも一長一短あって、結論は出ていないし、おそらく両者が影響し合っている
のでは、というのが最近の流れか
アスペ自体は脳の情報処理、認知特性の一種で、それ自体が障害かどうかを云々するものではない
本人または周囲の者が困っている場合(自覚的、無自覚的を問わず)、障害と見なされる
そして、どのような情報処理を行っているか調べるのがwais-iii等の検査なわけで、それによって
認知特性が明らかになる
その結果をうまく利用すれば、たとえアスペの診断が出ても自分の特性を知ることで世間との
よりよい折り合いをつける方法が見つかる可能性はある