分別以前の世界というのはもっと曖昧なものなのでしょうか?

今は全て分別されて壁や自分の体や全てがはっきりとした境界線を持って存在しているように認識されますが、
これは分別によるもので、本来の世界は、目に映るものでさえも実はもっと曖昧な分別できない世界なのではないかと思いました。

幽霊を見るというのも、そのような分別のハッキリしないものが、人に分別されたりするのかと?

ずっと盲目だった人が視界を得たとき、奥行や、ものの境目がわからなかった、という話を聞いたこともあります。

当たり前のように、固定化されているように見える物質世界も、
繰り返す経験と記憶から出来上がってしまった、分別によるものに過ぎないのでしょうか?