続き

ある日、道端で友達とジュースを飲んでたら、変な男に声をかけられた。
年が一回り上ぐらいの男で、ごつくて、刺青だらけ。
ずっと自分の話をしてきた。
元カノとの間に子供がいるとか、暴走族に入ってたとか、シンナー吸ってただの、今も吸いたいだの。

やばいと思いながらもずっと付いて来て、携帯番号教えろって言われて、その場でかけるもんだから嘘も言えなくて、怖くて番号だけ教えて家に帰った。
家までついてきたんだが、そいつの地元じゃないらしく、わいの家は複雑なとこにあったから、家の場所までは覚えられてなかったけど、そっこー連絡がきた。

メールがきて、おっぱい何カップあるの?ってすぐ聞かれたのを覚えてる。
分からないっていってら、写メ送ってって言われた。

当時、わいの携帯はパケ放じゃなかったから、これ以上は制限があるからもうメールはできないとか言ってぶちろうとしたら、急に文面が変わって、
写メ送れ。今すぐ送れや。
みたいな。
怖くてすぐ拒否した。

こんな感じのことが、わいにはちょいちょいあった。
ストーカーされたり、変な奴にこういうことされることが本当に多くて、わいはどんどん男不信になるし、性的なことに対しての嫌悪感がどんどん増していった。

で、余談だがこいつ、実は未だに連絡してくる。
番号を変えてかけてきて、わいが携帯を変えると拒否設定がリセットされるから、そしたらまたかかってきて。
つい一ヶ月前ぐらいにも連絡がきた。
また拒否したんだが、今もう30代後半か40代ぐらいのはずだ。