私は幼少期に兄から虐待(暴言暴力脅迫性的なもの)を受けていました。
親も親戚も誰も知りません。成人した今でも傷は深くフラッシュバックに苦しむ日もあります。
親に助けて欲しかったけれど、幼いながらに脅迫の恐怖心と性的なことを口にする恥ずかしさで親には言えませんでした。
しかしSOSのサインはたくさん出していたつもりでした。
でも誰も気づいてはくれなかったのか気づいてないふりをされていたのか。
本当につらくてしぬことばかり考えていました。

当時、父親は単身赴任で家にいませんでした。浮気もしてたかもしれません。
母は姑にいびられながら祖父(姑の旦那)の介護をしていたり、家計が苦しく本当にストレスの毎日で余裕がなかった時期でした。
なぜ助けてくれなかったんだ、という怒りと悲しみがありつつも、悪いのは兄で、親を責めたくはなかったし、打ち明けて家庭が崩壊するのも嫌で、墓場まで1人で持って行こうと決意して生きてきました。

しかし自分だけが理不尽に背負うことになった苦しみがあることにどこか孤独を感じていました。
親のことは大好きですが、時に当時のことを思い出すと怒りがこみ上げ、思春期は反抗的な態度をたくさんとっていました。
後に精神を病みました(身体醜形恐怖、軽度のうつ)が、親は全く理解してくれませんでした。

そして最近はだいぶ自分も変わる努力をし、過去のことは忘れようと穏やかに過ごしていたのですが、やはり親と口論などになると、何も知らないくせ解っていないくせに偉そうにするな と無性に腹が立ってしまいます。

言い出せなかったのは自分なのに墓場まで持っていくと決意したのも自分なのに、親は知らなくて当たり前なのに、それでも家族全員を心の中で許せず、自己嫌悪にも陥ります。
どうすれば家族を許せるのでしょう。打ち明けようかともたまに考えますが、誰にもメリットはない気がします。そもそも信じてすらもらえなさそうです。それでも打ち明けるべきでしょうか。。