子供の頃からの記憶
母親が常に先回りをして指示を出す
ああしろこうしろのオンパレード
この子はできないんだから、と思われてるのを感じる
確かにできないけど…いやそれは錯覚かも
自分なりのやり方が間違いってわけじゃなくても、それが母親のやり方と違えば「そうじゃないでしょ」って正されるから
第三者に話しかけても横から「だから…」と口を出してくる
病院の待合いにいると、「テレビの横は座らない方が良かったのに」「もっと診察室の近くに座ればいいのに」と座る位置を事細かにダメ出し
外食してれば調味料の置く位置とか
思ったのは、私は母親の完璧なコピーじゃないといけないんだなって
どう思われるか怖いから、母親の横では言葉を発さず口をつぐんで指示待ち人間になるしかなかった
言われたことにはいつも従った
指示通りにしている自分に嫌気がさしても、意志を持つのはほんとにしんどかった
他人にもたまにこういうタイプいるけど、人の言動を隅々まで監視するって怖いものがある
自分の視点しかなく口の立つ親でした