CIA:緒方竹虎を通じ政治工作 50年代の米公文書分析
 1955年の自民党結党にあたり、米国が保守合同を先導した
緒方竹虎・自由党総裁を通じて対日政治工作を行っていた実態が25日、
CIA(米中央情報局)文書(緒方ファイル)から分かった。
CIAは緒方を「我々は彼を首相にすることができるかもしれない。
実現すれば、日本政府を米政府の利害に沿って動かせるようになろう」
と最大級の評価で位置付け、緒方と米要人の人脈作りや情報交換などを
進めていた。米国が占領終了後も日本を影響下に置こうとしたことを裏付ける
戦後政治史の一級資料と言える。
http://mainichi.jp/select/world/news/20090726k0000m030117000c.html