米基地は「暴力の修羅場」 新たな内部文書で判明
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050702-00000075-kyodo-int

 【ニューヨーク1日共同】イスラム教の聖典コーランの不適切な扱いや虐待事件が
報告されているキューバのグアンタナモ米海軍基地で、看守が激しく抵抗する
収容者を携帯ラジオで殴ったり、洗剤や催涙スプレーを吹き付けたりするなど、
同基地が「暴力の修羅場」となっていたことが分かった。AP通信が米情報公開法に
基づき独自入手した内部文書の内容として1日、報じた。
 国連専門家が調査の意向を表明する中、拘束の在り方に対する批判がさらに
高まりそうだ。
 278ページに及ぶ文書は、米国が「敵性戦闘員」として同基地に拘束している
「テロ容疑者」の一部が、看守らに向かって鉄製のいすを振り回したり、つばを
吐きかけたりして抵抗していると報告。
 これに対し、看守らは時に暴力に訴えて収容者を取り押さえていると指摘。
(共同通信) - 7月2日12時47分更新