「油まみれの水鳥報道」はアメリカ政府の情報操作

 まさに日本が90億ドルをアメリカとその同盟軍に拠出するべきか否かの議論が始まった時、
「イラクがペルシャ湾へ原油放出をした」として「油まみれ水鳥」の映像が流されました。
こんなひどいことをしているイラクを攻撃するのは当然である、という方便のための報道でした。
 しかし、水鳥を襲った原油は、アメリカ軍が誘導爆弾によって
ゲッティ・オイル・カンパニーの原油貯蔵施設から流出させたものだったのです。
ここは、当初から米中央軍の攻撃目標になっていたのです。
この事実は、米中央軍もテレビ朝日の取材班に対して認めたのです。
(1991.8.26.テレビ朝日「ザ・スクープ」から)
http://www.jca.apc.org/~altmedka/gulfw-10.html
http://www.jca.apc.org/~altmedka/gulfw-11.html

「イラク軍兵士による病院での乳児虐殺事件」はアメリカ政府の情報操作

イラクのクウェート侵攻直後、クウェート「難民」と称する少女が、
米国下院において主だった国際テレビ局の前で、「私は、クウェートから脱出してきたばかりです。
私は、イラク兵が未熟児保育器から赤ちゃんを取り出し、冷たい床の上で死なせるのを見ました。」と証言。
 しかし、この少女は、ワシントン駐在の駐米クウェート大使の娘であって、
もちろん湾岸危機の前後クウェートにはいなかったのです。
この証言は、米国大手広告代理店が事前にリハーサルをさせ出演させたもので、
まったくのでっち上げであったのです。
(1993.4. NHK「だれが、世界を守るのか」から)
http://lovepeace.org/ks-m/peace-st/syorui/uso.html