シュポーッ…
ムハンマドの瞳孔が開き、恍惚の表情をたたえた。
長いマツ毛の中にある大きな垂れた茶色い瞳は、冷たい獣のようにも見えた。
目だけ見てると、女性的な、優しい感じなのに… 君は考えてはいけない事をした。

僕の命がかかっているんだ! だめだ、妥協してはいけない…

「お前も吸えよ。なぁに、死にゃしないさ。クァッハックぁっ。」

壊れたような笑いをしたムハンマド。時は暗くなり、煙の中から除く掘りの深い陰が
悪魔の顔のようにも思えた。

「うっ!」

ムハンマドは君の手を強く握った。
「俺の命令が聞けないってのかい? 俺の優しさがわからないのかい?
せめて君の緊張を解こうとしてやってるのに… さぁ、どうすんだ! サムライだろ?
アメリカに立ち向かった日本人の子孫だろうが? それとも貴様はセップクを選ぶのかい?」
ムハンマドの大きな瞳が、カッと見開いた。どうやら彼は本気のようだ… …殺される!

「は、はい、吸います…」と言って吸う。>>112
吸うフリをして、受け取ったパイプをムハンマドの顔に投げつけて火傷させる! >>117
「吸うもんか!」と日本男児の一点張りで踏ん張る。>>120
急に床に座りこんで、「僕はもう疲れたよ、パトラッシュ」とか日本語で言って池沼のフリをしてみる。>>125