■<米世論調査>「悪い方向」66%で最高、保守層の支持低下
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051008-00000034-mai-int

 【ワシントン及川正也】AP通信が7日発表した世論調査によると、米国が
「良い方向」に向かっていると答えた人は28%とこの1年では最低となる一方、
「悪い方向」と回答したのは66%で最高となった。中でもキリスト教右派や
共和党支持の女性、南部居住者らブッシュ政権を支える最も保守的とされる
層の支持が昨年11月と比べ30〜26ポイントも低下した。

 同通信は政権からの「保守派離れ」について、同派内に批判があるハリエット・
マイアーズ氏の最高裁判事指名やハリケーン災害への巨額財政拠出などが
背景にあると指摘。「保守派がブッシュ大統領に失望している」と分析している。

 一方、ブッシュ大統領の支持率は9月と同じ39%にとどまる一方、不支持率も
前月(59%)と同水準の58%と高く、ブッシュ政権に対する厳しい世論が改めて
浮き彫りとなった。

(毎日新聞) - 10月8日10時49分更新