<世論調査>ブッシュ再選失望、米国人も嫌い 欧州3カ国
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041219-00000045-mai-int

 【ワシントン和田浩明】フランス、ドイツ、スペインの欧州3カ国で、11月のブッシュ
米大統領の再選に失望した人が6割前後に達し、米国民に否定的な意見を持つ人も
多いことが、このほど公表された国際的な世論調査でわかった。
 調査はAP通信と国際世論調査会社イプソスが11月19〜27日、欧州5カ国と
カナダ、オーストラリア、米国の8カ国で、各国の成人約1000人を対象に実施した。
 それによると、ブッシュ氏の再選に「失望した」との回答は、仏で65%、独で66%、
スペインで57%。ブレア首相がイラク戦争を支持した英国でも58%に達した。
一方、オーストラリアとイタリアでは40%台で、肯定的な回答が高かった。米国では
44%だった。
 ブッシュ大統領の評価では、米国以外のすべてで否定的な意見が過半数を超えた。
特に仏、独、スペインの3カ国では70%以上に達し、最も低いイタリアでも53%。
米国民に対しても仏、独で否定的な見方が過半数を超え、スペインでも49%に及んだ。
一方、カナダでは米国民を嫌う声は18%にとどまり、英国やイタリアでも30%強だった。
(毎日新聞) - 12月19日18時47分更新