ケリー政権なら計画白紙に 「安保の基盤崩す」と批判
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040817-00000054-kyodo-int

 【ワシントン16日共同】米大統領選の民主党候補ケリー上院議員の陣営は
16日、ブッシュ大統領が同日発表した7万人規模の在外米軍削減計画を
「米国の安全保障の基盤を崩す」と批判した。ケリー政権が誕生した場合、
再編計画は白紙に戻る可能性が高い。
 ケリー氏の外交政策顧問を務めるホルブルック元国連大使は、アジアと
欧州からの米軍撤退は「米国が最も死活的な安全保障上の関心から目を
背けているとの誤ったシグナルを同盟国に送ることになる」と指摘。特に、
在韓米軍の削減は「実際に大量破壊兵器を保有している北朝鮮との交渉
を行っているデリケートな時期に、常識外れだ」と厳しく批判した。
(共同通信)[8月17日8時54分更新]