イラクの子供2人が退院 心臓病手術終え元気な姿
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040917-00000134-kyodo-soci

 退院し、花束やぬいぐるみを受け取るハウカー君(中央左)と
マディーナちゃん=17日午後、東京都文京区の順天堂医院
 
 先天性の心臓病を患い、日本の非政府組織(NGO)の招きでイラクから
来日、東京都内の病院で手術を受けた子供2人が無事退院し、17日、
病院前に元気な姿を見せ看護師らから祝福された。
 2人は、8日に退院した少女マディーナ・マフムッド・アハメッドちゃん(11)
と、17日退院した少年ハウカー・ムハメッド・アブドゥルカディール君(7つ)。
 「ありがとう」とうれしそうなマディーナちゃん。看護師からプレゼントされた
縫いぐるみを抱いたハウカー君は「元気になって自転車に乗りたい」とやや
緊張しながらもしっかりと話した。
 左右の心室間で動脈血と静脈血が混合する心臓病と分かり、NGO
「ピースウィンズ・ジャパン」(東京)が先月末に日本に招いた。今月上旬に
都内の順天堂医院で手術を受け、順調に回復。通院を続けた後、10月
には帰国できるという。
(共同通信) - 9月17日17時49分更新