ブッシュはもともと少年期より有色人種に独特の偏見を持っていた。
ベトナム戦争で思うように立ち回れなかった自己に対する敗北感が
激しい劣等感となり、益々有色人種に敵意を感じるようになる。
政治家となってからは、彼の本質を見抜く極右勢力にも利用される
ようになり、己の自己顕示欲と相まってその敵意の矛先をアフガ
ニスタンやイラクに向けるようになった。非常に個人的な劣等感から
派生する怨念で他民族を迫害するのであり、後付けの「大義」は
そもそも何でも良く、手段に過ぎなかったと言える。