病院に入院するとわかるが、早朝病棟の廊下には検温とか血圧測定とはちがって、タオルだとかボトル、洗面器などを載せたワゴンを押した何人もの看護士の姿が見られ、あちこちの病室に消えていく光景がみられます。
全身清払とか陰部洗浄が始まるのです。ゴロゴロ押しながら病室のベッドに入っていく・・。

病院では清潔第一、風呂は予約で時間で入るのですが、それを自分でできないものは、してもらうことになります。
目的は感染予防、特に尿路感染は尿道炎から膀胱炎、腎盂腎炎に到る重い症状となるもの。また男の場合、包皮炎、亀頭包皮炎など・・。

看護学生になると臨地実習と言って病院で看護士について患者を持たされ実習する。

陰部洗浄は陰部ケアともいってメニュ―や手順が細かく決まっているようで、年齢によって変わりない。
クラブ活動で怪我したり脚を怪我した中学生や高校生の男の子でも、オムツのおじいちゃんでも。
清潔保持という点で差別はなく、生易しいものではないようなのだ。

指導書には、陰部ケアにおける男の勃起について

「少年や、成年男子では陰部のケアによって性的な反応が引き出され困惑することがある。」と・・。
もちろん「性的な反応」とは勃起のこと。