入院中造影剤による、重度アナフィラキシーショックで血圧が30くらいまで下がってその内測れなくなって
なんとかPO2が「まずい!低すぎる!」とか看護士がうろたえてて。酸素マスクつけられて。
主治医がパニクって走って入って来て「君は死なない!絶対死なない!」って耳元で絶叫して励ましはじめて
他所の科の医師も看護士もかけつけて来てて総勢私の周りに10人くらい医療スタッフが取り囲んで
いろんな処置をしはじめてるし。点滴で造影剤入れられてる最中に
いきなり喉がばーんとふくらんで(喉頭浮腫)猛烈な呼吸苦が来て、汗が出てだんだん目は見えなくなるし喋れなくなるし
耳だけ聞こえてて。こんなときにさえ「まさか私、こんなんで死ぬのかなー…」なんてわりと暢気に思ってた。
間もなくステロイドとボスミンを点滴ルートから入れられて(これが強烈に気持ち悪かった…)、娑婆に戻って来られた。
その後数日間、別人のように顔はばんばんに腫れるし、退院伸びるし。薬は増えるし。
死ぬかもって目に遭うときって、何の前触れもなくいきなりなんですね。