二年前、右脚の抜釘手術のために一週間入院した。
入院当日、同じようにバッグを持ってカウンターに向かう男性がたがいて、皆翌日手術だから同じ4人部屋に案内された。
それぞれに担当ナースが説明に来てたけど、三人は男性看護士だった。自分だけ後から来た同年代の女性看護師で、他の三人からの視線が痛かった。
手術前の浣腸は、他の男性患者は自分でするように男性看護士から浣腸の説明を受けていたけど、自分は別の処置室に呼ばれて、担当の看護婦さんに浣腸してもらった。
トイレに行ってもあまり出なかったから、今度は点滴みたいな大きな浣腸をされてポータブルトイレで排便する様子まで観察された。
便秘症でよくクリニックでも浣腸されるけど、男性看護士にされるっていうのはなかったから新鮮な光景だった。けど、自分なら男性看護士にされるのは嫌だな。