俺親父が死んだとき嬉しかったけどな。 金も入ったし、みんな少々潤ったよ。
どんな親父かは最初の一行を読めばわかると思う。 人のことを見下し、自分より
馬鹿な人間をゴミクズカス呼ばわりするような人間だった。 ただ妹のことは溺愛して
たな。 そのせいか妹も親父の生き写しみたいになってきて見てるだけで殺意を感じるように
なった。 ガキの頃からよく理不尽なことで殴られたりした。 そんな奴が死んだんだ。
嬉しくてたまらなかったよ当時からね。 親戚の人もなんか慰めてきたりしたけど正直笑いを
こらえるのが大変でしょうがなかったよwww でも何より俺以上に解放されたのが
母さんだろうな。 顔色あんま良くなかったけど糞親父死んでからなんか人が変ったように
明るくなったしなwww なんか世の中人が死ぬのは悲しいことだと思ってるやつ多いけど
そんなことばかりじゃない。 一人の人間が死ねば悲しむ者と同時に喜ぶ者もいるということだ。
俺はあの糞野郎と同じ墓に入るのは絶対に嫌だから別の墓をすでに予約しといた。
業者にも理由をはっきり言ったしな。 まあこの話は過保護に育てられたお坊ちゃんお譲ちゃんには
理解できんだろう。 親を憎むものにしか理解できない。 俺の文章に怒りを感じるという
ことは幸せな奴ということだ。