今日、医者嫌いの親父を連れて病院へ行った。

体重はもう38キロ。親父も観念しているようだ。

案の定、癌。 「下咽喉癌」と医者は言ったような気がしたけどよく覚えてない。

「なんでもっと早く来なかったの、手術は時期的に難しいよ?」と医者は言う。

・・・・先生、そんなことは百も承知です。手遅れも覚悟のうちです。本人も死期がそう遠くないのは分かっています。

どうせ死ぬなら楽に逝かせてやってほしいんです。

無駄に寿命を延ばす治療はしないでほしいんです、自然に任せて苦痛だけ取り除いて欲しいんです・・・・。

と、俺は言ったような気がする。


「うちでは、あくまで治療を前提に診察や入院をしているので、ホスピスとか養療での治療や入院は出来ないですよ。」と先生。


・・・・・で、血液検査と栄養剤を出されてとんぼ返り。



もうどうすりゃいいんだ? いく所ないよ。