親父が死にます
長くても今月いっぱいらしいです。
16日に入院したばかりなのに・・・
もうどうしていいかわからない・・・。
ずっと咳をしていた。
家族も本人もたばこの吸いすぎだと思っていた。
だんだん食事もとれなくなってきていたらしい。
それでも病院嫌いの親父は病院に行かなかった。
10月まで仕事を続けた。
でもあまりの辛そうな仕草にお袋が病院に引っ張っていったらしい。
「点滴の1本でも打ってもらえば治るだろうから。」
そう騙して(とお袋は言っていた)近くの診療所に連れて行ったそうだ。
血液検査をしてレントゲンを撮って・・・
ちょっと調べただけでも医者はすぐわかったんだろうな。
すぐ大きな病院に転院することになった。
早めに火葬場の手配しとけよ。冬は死人が多いからな。 そこでも同じような検査・・・
病院嫌いの親父はそりゃ嫌だったのだろう。
11月に入って3つ4つの病院を転々とし、下された結論は
癌
だった。
>>5
早速レスありがと
火葬場の手配ってどうやるんだ?
あといくらぐらいかかるんだろ?
身内が死ぬのは初めてなのでよくわからん。
まあ、最後の病院に行ったときそのまま入院になった。
その時初めて俺の所に連絡がきたんだ。
「親父が入院したと。」
医者嫌いを知ってた俺は
よく病院に行く気になったな、と感心し
それほどまでに悪いのかと嫌な予感もしたんだ。
きっと癌だろうと予測もしてた。
何となくなんだろうけど、あぁもう長くはないのかなと感じたりもしていた。
病院に見舞いに行ったらいろんな管につながれた親父がいた。
呼吸も苦しいらしく鼻から酸素を吸っていた。
起きあがろうとし、チューブが引っかかってうまく起きあがれなかった。
「ワンワン、犬と同じだな繋がれちゃって」
そう言って親父は笑ったがその姿は痛々しかった。
病院には出入りの葬儀屋がある
看護士長さんに聞くと教えてくれるよ
役所に火葬許可証出すとかも代行してくれる ちょっと話をするのも苦しそうだった。
一時期あんなに痩せていたのに寝ていた親父の腹はパンパンだった。
医者が言うには水がたまっているらしい。
抜いても2日ぐらいですぐたまってしまうのだそうだ。
それほどまでに悪いと言うことなのだろうか?
俺にはわからない。
>>11そうか、病院に言えばいいんだな。
カードとか使えるのだろうか?
まぁ、それはそのときに聞けばいいか。
病名はなんだか忘れたが癌でいろいろ転移していると言うことらしい。
肺・胃・肝臓・大腸・・・
肺なんてレントゲンで見たら真っ白なんだぜ。
これ見たときに、
あぁ、本当に死ぬんだな
って実感したよ。
たとえここに書き込んでも俺らはなにもできんし、あんたのためにもならないと思うが。
足跡を遺してやりたい気持ちは解る
管に繋がれてしまうと諦めてしまうんだろうか
そうなった時の衰弱は早い
残された時間出来るだけ顔を見せてやれ
それが短い時間で出来る最高最良の親孝行だ 携帯から失礼します。
私も父を癌で亡くしました。
強靭な体の父が、日に日にやせ衰えて行くのを見るのは
辛く悲しく言葉になんて出来ない程苦しい事でした。
残される家族は辛いでしょうが、一番辛いのは本人です。
「俺は死ぬのは怖くないが、おまえ達と別れるのが辛い」とこぼした事があります。
残された時間、お互いに悔いのないよう過ごされて下さい。
私もそう過ごしたつもりですが、今考えると悔いばかりが残っています。
私の父が入院したのも今時期だったので、思い出してホロリとしてしまいました。