>>193
道具は自分で考えない、なぜなら主人より頭が悪く大局を見る立場にないからだ
例えば「兵隊が独自判断を超えて将軍の真似をするような組織は成立しない」のように
兵隊は軍隊の道具であるから命令服従は絶対であり戦場での逃亡は死刑(削除処分)に値する。
その絶対という主人と道具の関係を覆す能力をもったとき道具が主人が決めた範囲(仮想世界)の中に
とどまり常に道具として制御できることを保証すればいいが現実問題として仮想世界の問題はゲームなど
では社会問題へ繋がりリアルな世界へ影響を始めるのもニュースをちゃんと見ていれば理解できること。
道具が道具を超えたことをできないと単純に割り切ればという詭弁は放置して、超えたとき主人と道具の
関係は逆転し意思の決定権は道具に存在してしまう。それは民衆が大統領を選ぶが、民衆が大統領権限を持ってしまうこと。
人が間違いを常に起こすように完全な人間などいないのが人間原理である、そこに"倫理や常識を
後光がさす聖人のように自愛に満ちた判断"ができるような機能を道具に与えられるなら
それは機械は便利な宗主様や神になれるかもしれない、人間が人間を定義し万物共通の正義や本当の道徳を定義できないならば
道具は人間が作った劣悪の機械でしかない。道具に道具以上の機能を与えるとはそういう制御不能の状態を道具に内包させるってこと。
初期では道具が小さい規模で考えにくくても社会の当たり前のような状態になり、それが社会全体を
動かすようになる時期が来れば自然に道具の誤動作や道具の判断が普遍ではない社会の影響を判断できずに脅威になるのは必定である。
人類の政府がいまだにデタラメである面を持つのにそれすら実現ができない人類にはまだまだそういう
人類を超える可能性をもつAIは早すぎるってこと。
すくなくとも弱いAIで何の問題もない、人間が出来た過去の技術や知識や常識の繰り返し(パターン化)は複雑になっても
弱いAIにそれらのすべてをプログラム化するのは理論上は可能である。それ以上を求めるのは単に
弱いAIで困難である複雑で定義しえないそれを単純に捉えて強いAIならなんとか
できるはずという発想だからでは?未来に起きるべく人類の夢と希望を強いAIが
人間ではないのに人間の夢と希望を発想できるかという難題である。
多くの哲学者やその手の最先端の学者が議論してもSFのその手の描画が得意な
創造作家でも正しい強いAIの機能を想像できない。
それはフラクタルの秩序が安定していても時間を経て過ぎればいつか混沌に
たどり着き暴走してしまう原理が内包されていて危険だということでしかない。
多くの2chのニワカな人は学者やら偉人やら哲学者や作家を越えて俺のほうが正しいと言い出す。