昔まだインターネットがPCだけで接続されていて携帯電話やスマートフォンがなかった頃、ネットは一部の人のもので
その頃のGoogleはまだ発展段階だった。

Googleが携帯やスマートフォンに対応し始めた頃、検索結果に妙な誤差やノイズが入り込むようになって気になり、
色々なサイトの検索エンジンを比較したが、この時に携帯ユーザの検索キーワードはPC利用者と大きくかけ離れていることに気づいた。
PC利用者は時事問題などが検索キーワードに頻繁に現れる一方で、携帯ユーザーは時事・社会ニュース記事は皆無。
携帯ユーザーはアイドルや芸能人などの週刊誌的な検索キーワードが目立って多かった。

それを見て携帯電話やスマートフォンのユーザー層はPC利用者と比べて民度が低いと感じたものだ。
PC売り上げが低下するということは、知的階層が少なくなっているのだと思う。
本来はPC向けネットワークサービスと携帯電話向けは分けるべきだろうがスマホがそれをぶち壊してしまった。

今電子書籍や百科事典の売り上げが低迷する一方でWikipedia等の利用者が増えているが、万人向けの百科事典では
利用統計からは時事だけでなく世俗的な話題も取り入れる事が成功の鍵ではないかと思う。