働きたくないって気持ちはわかる
周りはみんな働くことが当たり前だと信じて
それに疑問すら持ってなかったりする
なんていうか、いつかのタイミングで当たり前が当たり前に思えなくなった
なんでこんなことやってんだろ?てな感じで
働くことへの疑問もそこで生まれた
何がやりたいのかもわからない
けど、生きるためにはカネが必要で
一人暮らし生活を維持していくためには働かざるを得ない
やりたくはないけど嫌々でも仕事をこなして小銭を稼ぐ日々
退屈でつまらない日常の連続なんだけど
たまに楽しくてウキウキするような出来事もあったりして
そんなものに惑わされながら同じような毎日を繰り返す
ある日、突然「あー働きたくたくねーな」って気持ちが抑えられなくなる
流れていく時間を一旦止めたい、そんな気持ちになる
それは仕事をやめなきゃ止まらない
いわゆる普通の人生を送ってる連中にはそんな気持ちわかりゃしないだろう
仕事をやめて人間に戻るときのあの感覚
と、同時に不安、自己嫌悪が襲ってくる
そんななかでダラダラした日々を過ごす
どうせダラダラするなら心の底から楽しみたい
でも、どうしても楽しめない自分がいる
言っておくが仕事をしてない罪悪感なんてものは微塵もない
ダラダラしてると心がやられちゃうんだ
規則正しい生活なんてもんは長くは続かない
必ず昼夜逆転する。これはどんな人間でもそうだ
仕事があるから無理矢理起きてただけだからな
深夜2時を過ぎてから朝方までの時間が1番心が落ち着く
その時間に映画を観たりするのが好きだ
夜はオレを邪魔しない
もう寝る時間だ
13時頃起きてまたダラダラ過ごす
あの店に食べに行くか、アレ買っておくか
そのくらいの予定しかない
オレがダメなんじゃない、オレはある意味で正直でマトモなんだ
こんなこと言ってもコッチの住人にしかわからないだろうな
アッチの連中はもっと後になって、ずっと後になってそのことに気付くのさ