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完璧な虚無主義者で読書人の一人暮らし
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0001774号室の住人さん
垢版 |
2018/09/18(火) 21:59:35.19ID:u7i0etxx
虚無主義またはニヒリズムとは、
「既存の価値体系や権威をすべて否定する思想や態度」
のことである。

あるいは、
「ニヒリズムあるいは虚無主義とは、この世界、特に過去および現在における
人間の存在には意義、目的、理解できるような真理、本質的な価値などがない
と主張する哲学的な立場である」(ウィキペディア)

そういう虚無主義者で、しかも本を読むのが好きな人間が一人暮らしを
しながら日々の雑感をつづる。
0089774号室の住人さん
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2018/11/20(火) 00:20:21.01ID:MUych8Yd
>>88
うーん、図書室を制覇したころから児童書がつまらなくなって自宅の平凡社大百科事典23巻?を何度も通読して、体験に基づかない知識が脳に充満。
中学ぐらいまではその貯金があるから授業中落書きばかりしてても体育音楽以外満点。
それだけ本を読んでもとくに人格が陶冶されるわけでもなく予習も復習もしたことないから当然高校からは伸び悩む。それでもハードカバー文庫込みで毎日2、3冊は読んでいた。
いま思うに情報を知恵に変えることを教えてくれるメンターになってくれる先達に出会えていればよかった。
今はしがない医療関連職で読書量は激減しているが普通知るはずのない情報が口をついてくるので時々驚かれる。
早川文庫の宇宙英雄ローダン現在580巻はいまだに月2回の新刊を楽しみにしているよ。
0090774号室の住人さん
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2018/11/20(火) 22:52:22.89ID:LWHPSXlV
>>89
>平凡社大百科事典23巻?を何度も通読

ひえぇ〜、すごいね。

>医療関連職で読書量は激減している

まあ、仕事はしないといけないから読書量は減らざるを得ないよね。
それと、中学生、高校生あたりから、関心が本以外に広がるのも一般。

上述の春菜れもん氏はバドミントン部、絵、漫画を経て漫画家。
池澤春菜氏は、ウィキペディアを見てみると、いろんな方面で活動している。
中国茶の紹介者とか(笑)
椎名誠氏は、高校時代柔道部、それから写真・カメラに夢中になって、
その方面の大学へ。就職は流通業界の専門誌出版社。

皆さん、読書量は減りつつも、今でも読み続けている。
椎名誠氏は、ご存知の通り、仲間とキャンプにしばしば出かけるが、
寝る前にテントのランプの下で本を読むのが至福の楽しみと書いていた。
0091774号室の住人さん
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2018/11/20(火) 22:54:58.98ID:LWHPSXlV
>>90の続き)

>>89
>宇宙英雄ローダン現在580巻はいまだに月2回の新刊を楽しみにしているよ。

それは重畳。

関係ないけど、ローダンシリーズは世界最長と聞いているが、栗本薫(中島梓)
のグインサーガも世界最長とか何とか。どっちなんだ (´・ω・`)
というか、ローダンシリーズ、今でも出続けているのか。ならやっぱり
世界最長なんだろうな。
0092774号室の住人さん
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2018/11/20(火) 23:07:00.45ID:LWHPSXlV
それにしても、すごい読書家、活字中毒者は何となくSF小説ファンに多い
気がするが、単なる気のせいだろうか。

ローダンシリーズを読む>>83氏もSF小説が好きなようだし、>>4
『バーナード嬢曰く』の施川ユウキ、>>6の『今日の早川さん』の作者の
coco、池澤春菜、椎名誠、等々、みんなかなりのSF小説ファンらしい。
0093774号室の住人さん
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2018/11/22(木) 00:02:35.93ID:EuJ4hjXu
今日は野暮用があって街に出た。
帰りに本屋、それから行きつけの喫茶店へ。
ハンバーグセットの後、ウインナーコーヒー。

あ〜、落ち着く。
コーヒーを飲みながら、新刊情報ニュースに目を通す。
わが人生でほとんど無二の至福の瞬間である。
0094774号室の住人さん
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2018/11/22(木) 00:04:43.27ID:EuJ4hjXu
>89
>今はしがない医療関連職で読書量は激減しているが
>普通知るはずのない情報が口をついてくるので時々驚かれる。

それにしても、>>83の周囲の仕事仲間は>>83が本読みのモンスター
であることを認識してるんだろうか。

(普通の人間は本など読まないから、会話で本の話題など全然出なくて、
>>83の発言の機会はごくごく限られているかもしれない)

俺にしてみれば、すごい読書人が特に目立つこともなく日々の業務に携わって
いる状況は、極悪な殺人鬼が何食わぬ顔で一般人にまぎれて暮らしているという
イメージなんだが(笑)
こわい。こわすぎる(笑)

つい、自分の過去の人間関係をふり返って、>>83のような人間がいたかどうか
ちょっと考えてしまった。

俺が最近読んだ本の感想等を述べている時、自分がとっくの昔に読んだ本ばかり
なので生暖かく接していただけだったのか、武道の達人が初心者に対するように
微笑ましく見守っていたのか。
俺はそんなモンスターに、モンスターと知らずにつきあっていたのか……

ま、そんなことはなかったはずだ……
0095774号室の住人さん
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2018/11/25(日) 13:19:54.82ID:boTj37Lm
寒〜い。
朝、布団から離れるのがつらい (´・ω・`)
0096774号室の住人さん
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2018/11/25(日) 23:18:08.21ID:boTj37Lm
そう言えば、小林一茶の句に

朝寒や茶腹で巡る七大寺

ってのがあった。
(あさざむや ちゃばらでめぐる しちだいじ)

寒くてコーヒーその他をよく飲むからしっこが近い近い (´・ω・`)

この一茶の句も、寒いので熱いお茶をしきりに飲み、腹がチャポン
チャポンいうような状態で、名所の寺を観光するのである。
0097774号室の住人さん
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2018/11/26(月) 02:03:31.07ID:WTE9xmIL
>>96
「茶腹」というのは、前の晩に飲んだのではないだろうか?
本当は、お酒でも飲ませてもらいたかったのでは?w
0098774号室の住人さん
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2018/11/26(月) 15:15:07.61ID:/artdO+G
>97
>「茶腹」というのは、前の晩に飲んだのではないだろうか?
>本当は、お酒でも飲ませてもらいたかったのでは?w

「朝寒や」と切り出しているから、「朝寒いので、その寒さをまぎらす
ためにしょっちゅうお茶を飲む」と解釈するのが、まあ、普通であろう。(´・ω・`)

七大寺とあるから、一つの寺をめぐるたびに、そこで熱いお茶を飲んで
一息つくのであろう。

お酒を飲ませてもらいたかったかどうかはわからない。
一茶は特に酒好きとは聞いていないが、嫌いでもなかったであろうとは思う。
0099774号室の住人さん
垢版 |
2018/11/28(水) 13:31:07.64ID:XSyrLyoJ
昨日は、また所要のため街へ。
夜、時間が遅くなりすぎていきつけの喫茶店には行けなかったが、
昼は、本屋に入る前に久しぶりにドトールで一休みした。

いきつけの喫茶店は、一人でゆっくり過ごす、いわば隠れ家。
ドトールはどちらかと言えば人間観察を楽しむところだ。

若いサラリーマンたちが何やら仕事の話を真剣にしていたり、
女子高生三人がお勉強していたり。後は、普通の勤め人や老夫婦などなど。
みんな頑張って生きてるなあ。
0100774号室の住人さん
垢版 |
2018/11/28(水) 21:13:59.07ID:XSyrLyoJ
100!
(`・ω・´)
0101774号室の住人さん
垢版 |
2018/11/29(木) 17:29:14.37ID:S/n2oRni
『めしばな刑事 タチバナ』原作 坂戸佐兵衛、作画 旅井とり(徳間書店)の
第31巻を読了。

刑事が主人公というちょっと珍しいタイプのB級グルメうんちく漫画である。

このコミックス第31巻は、しかし、『週刊アサヒ芸能』で夏に連載していた
分をまとめたやつで、当然夏向きの話題が中心となっている。冬に入りつつ
ある今読むのは季節外れも甚だしくて辛い。題材は非常に魅力的ではあるのだが。

たとえば、冷やしインスタントラーメンの話題がある。

なんと、インスタントラーメンのサッポロ一番、出前一丁、うまかっちゃん
等々は、冷やして食ってもけっこういけるらしい。
俺にとっては、これで、今まで買っていたインスタント冷やし中華の他に
夏のレパートリーが増えることになる。ありがたい。
(続く)
0102774号室の住人さん
垢版 |
2018/11/29(木) 17:30:46.31ID:S/n2oRni
>>101の続き)

念のため、作り方を引用すると、

「作り方もなにもそのまんまで……

好きなインスタントラーメンの麺をちょい長めにゆでて
水でしめて
お湯のかわりに水でスープを作って
氷を放り込んでおしまい

具はお好みで
あとは全体量としてスープはちょい少なめって感じね」。

もっと手の込んだ作り方も後に書かれてあるが、これで十分であろう。
0103774号室の住人さん
垢版 |
2018/11/29(木) 17:32:48.58ID:S/n2oRni
>>102の続き)
その他にも、

「『蒸しパン』とか『チョココロネ』なんかを
冷凍庫に一晩放り込んで食べるとうまい」

などという「冷やし菓子パン技」!が載っている。

さらには、喫茶店メニューでおなじみの「メロンクリームソーダ」を
家で作る方法など。
言われてみれば簡単だが、目からウロコである。

次の夏がちょっぴり楽しみだ。
0105774号室の住人さん
垢版 |
2018/12/07(金) 18:28:36.43ID:kst1iQVq
と思ったのも束の間、すぐに寒さが復活 (´・ω・`)
0106774号室の住人さん
垢版 |
2018/12/07(金) 18:31:05.30ID:kst1iQVq
アンドレ・ブルトン『シュルレアリスム宣言・溶ける魚』(岩波文庫)を読了。

表紙カバーの紹介文には、
「『シュルレアリスム宣言』こそは20世紀の芸術・思想の出発点である」
と書かれている。

そして、
「夢、想像力、狂気を擁護して、現実の奥深くに隠された<超現実>を暴きだし、
真の生、真の自由に至る革命の必要を高らかに謳いあげる」
と続く。

大層な紹介である。
が、確かに、この作品は、文学史上きわめて重要な里程標には違いない。

ずっと気になっていたが、ようやくきちんと読んだ。
「年頃、思いつること、はたしはべりぬ」(徒然草)である。
(続く)
0107774号室の住人さん
垢版 |
2018/12/07(金) 18:46:25.70ID:kst1iQVq
>>106の続き)

で、大して感銘は受けなかった。時に、ハッとするような美しい文章は
あったけれども。
若い頃読んでいたら、衝撃を受けていたかもしれない。
読書はタイミングがすべてであると、あらためて強く思う。

併録されている、シュールレアリズムの実践である『溶けた魚』という
詩的散文集の方も、特に感激はしなかった。
もう、ダダやシュールレアリズムを通過した詩人の作品を幾つも読んで
いるから、大して驚くことがないわけなのである。

とはいえ、ところどころに美しいイメージは展開されていて、感動、感激は
せずとも、感心はし、それなりに楽しみはした。
(たぶん続く)
0108774号室の住人さん
垢版 |
2018/12/08(土) 00:17:26.40ID:cwkOlDn6
>>107の続き)

参考までに、『溶けた魚』の中から一つだけ短いものを引用しておこう。
やや童話風の一編である。

[27]

むかしむかし、ある堤防の上に、一羽の七面鳥がおりました。この七面鳥は、
もうあと何日かすれば真昼の太陽に焼かれてしまうしかなく、そのために
堤防の上にすえられているヴェネツィアの鏡のなかに、こっそり自分の
すがたをうつして見ていた。するとそこへちょっかいを出したのは人間の手で、
これはあなたもうわさにきいていないわけではない野辺の花だった。七面鳥は
冗談めかして、<三つ星>の名で返事をしたものの、もうどこへ頭をむけたら
いいのかわからなかった。だれもが知っているように、七面鳥の頭というのは
七つか八つの面のあるプリズムで、それはちょうど、シルクハットが七つか
八つの反射光をもつプリズムであるのとそっくりだ。
そのシルクハットは、岩の上で歌う巨大なムール貝のように、堤防の上で
身をゆすっていた。堤防はその朝に海がぐんぐん干いていってしまってから
というもの、まるっきり存在理由がなくなっていた。それにそこの港は、
学校に行く子どもとおなじ大きさのアーク灯によって、すみずみまで照らし
だされていたのである。
七面鳥は、この通りがかりの子どもの心をうごかすことができないようなら、
自分もおしまいだと感じていた。子どもはそのシルクハットを見かけたが、
お腹がすいていたので、その中身を、とくにこのばあいは蝶のくちばしをもつ
美しいクラゲを、すっかり呑みこんでしまおうとかかった。蝶というものは
光と同一視されていいものだろうか? もちろん。だからこそ葬列がその堤防
の上で立ちどまった。神父はムール貝のなかで歌い、ムール貝は岩のなかで
歌い、岩は海のなかで歌い、海は海のなかで歌っていた。
そんなわけで、七面鳥は堤防の上にとどまってしまい、その日からというもの、
学校に行くあの子をこわがらせている。
0109774号室の住人さん
垢版 |
2018/12/08(土) 00:28:50.43ID:cwkOlDn6
>>108に引用した詩的散文の中の、
「蝶というものは光と同一視されていいものだろうか? もちろん」
というのは、美しいイメージであり、この一行だけで詩として成立しそう
であるが、これと同じような趣向のものを日本の近代短歌か詩の一節で
読んだような気がする。まあ、勘違いかもしれないが。

塚本邦雄なら、この一文を現代短歌にやすやすと仕立て直してみせて
くれるのではないか。
0110774号室の住人さん
垢版 |
2018/12/09(日) 23:10:10.34ID:PoxZfK7N
寒い、寒すぎる。
外に出かける用事を二つほど抱えていたけど、先延ばしにした。
はぁ〜、情けない。 (´・ω・`)
0111774号室の住人さん
垢版 |
2018/12/10(月) 23:07:45.87ID:QtISt/WA
寒い、寒すぎる。
今年はコタツなしでやってみようかと思っていたが、
今日コタツを出してしまった。
はぁ〜、情けない。 (´・ω・`)
0112774号室の住人さん
垢版 |
2018/12/21(金) 17:34:59.18ID:PtUpNfll
自分だけが情けないのはしゃくだから、ここを覗く人間を寒々とした気分に
陥れてやろう (´・ω・`)

萩原朔太郎が44歳の時のことを歌った詩を引用する。

当時、朔太郎は家郷の群馬県前橋を出て、東京赤坂のアパート「乃木坂倶楽部
(のぎざかくらぶ)」で一人暮らしをしていた。
妻とは離縁し、子供は実家に預けたままである。かか
(続く)
0113774号室の住人さん
垢版 |
2018/12/21(金) 17:36:42.18ID:PtUpNfll
[乃木坂倶楽部](のぎざか くらぶ)

十二月また来れり。
なんぞこの冬の寒きや。
去年はアパートの五階に住み
荒漠たる洋室の中
壁に寝台(べつと)を寄せてさびしく眠れり。
わが思惟するものは何ぞや
すでに人生の虚妄に疲れて
今も尚(なほ)家畜の如くに飢えたるかな。
我れは何物をも喪失せず
また一切を失ひ尽せり。
いかなれば追はるる如く
歳暮の忙がしき街を憂ひ迷ひて
昼もなほ酒場の椅子に酔はむとするぞ。
虚空を翔け行く鳥の如く
情緒もまた久しき過去に消え去るべし。

十二月また来れり
なんぞこの冬の寒きや。
訪ふものは扉(どあ)を叩(の)つくし
われの懶惰を見て憐れみ去れども
石炭もなく暖炉もなく
白亜の荒漠たる洋室の中
我れひとり寝台(べつと)に醒めて
白昼(ひる)もなほ熊の如くに眠れるなり。

注:
・思惟(しい)。深く考えること。
・懶惰(らんだ)
・白亜(はくあ)。「石灰岩の一種」または「白い壁」の意。
・醒めて(さめて)
0114774号室の住人さん
垢版 |
2018/12/21(金) 17:41:07.64ID:PtUpNfll
>>113の続き)

朔太郎の44歳といえば、すでに日本近代詩、口語自由詩のチャンピオン
として名声を確立していた。
しかし、この詩にうかがわれるように、俺と同じような?虚無主義者で
一人暮らし。

暖房設備のないアパートで寒さにふるえながら眠るとは、何年か前の俺の
ことかと思うが、俺は、昼間っから酒を飲んだり、寝てたりはしなかった(笑)。
(もっとも、朔太郎には、訪うてくれる友がいたようであるが)

朔太郎は「わが生涯は過失であった」とも、自分の最後の作品となる散文詩の
中で書いている。
人生の最後まで、自分が敗残者、落伍者であるという意識につきまとわれていた
ようである。

(たぶん続く)
0115774号室の住人さん
垢版 |
2018/12/23(日) 00:09:27.22ID:0KYoLDhO
>>114の続き)

朔太郎は若い頃から挫折となじみが深かった。

中公文庫『日本の詩歌14 萩原朔太郎』の巻末の年譜から引用すると、

・前橋中学校五年の進級に失敗、原級にとどまる

・前橋中学校補習科を退学

・早稲田中学校補習科を退学

・第五高等学校一年を落第、その後、退学

・第六高等学校一年を落第、原級にとどまる

・慶応義塾大学予科を退学、

・慶応義塾大学予科に再入学、その後、退学

というだらしなさぶり。

近隣の人々からすれば、朔太郎は典型的な「医者のバカ息子」であったろう。

(続く)
0116774号室の住人さん
垢版 |
2018/12/23(日) 00:11:40.13ID:0KYoLDhO
>>114で挙げた、「わが生涯は過失であった」という一文のある散文詩には、
自分の思春期の頃について、こう書いている。

「〜 私の中学に居た日は悲しかった。落第。忠告。鉄拳制裁。絶えまなき
教師の叱責。父母の嗟嘆。そして灼きつくやうな苦しい性欲。手淫。妄想。
血塗られた悩みの日課!」

勉学の落ちこぼれやイジメのせいで不登校になる今の中学生、ニート、
ひきこもり、等々の境遇とあまり変わらないようである。

しかし、こういう悩みの日々を経てから、日本近代詩で他にほとんど類の
ない妖しくも美しい口語自由詩が生まれたのであった。
0117774号室の住人さん
垢版 |
2018/12/26(水) 23:14:15.56ID:zs/qAv7J
引き続き萩原朔太郎の話題。

辞書や詩集などの、著者による序文や前書きの類いは印象深いものが多い。

朔太郎の第四詩集『純情小曲集』の「出版に際して」もその一つ。
以下に一部を引用する。

「昨年の春、この詩集の稿をまとめてから、まる一年たつた今日、
漸(ようや)く出版する運びとなつた。この一年の間に、私は
住み慣れた郷土を去つて、東京に移つてきたのである。そこで偶然にも
この詩集が、私の出郷の記念として、意味深く出版されることになつた。
郷土! いま遠く郷土を望景すれば、万感胸に迫つてくる。かなしき郷土よ。
人々は私に情(つれ)なくして、いつも白い眼でにらんでいた。単に私が
無職であり、もしくは変人であるといふ理由をもつて、あはれな詩人を
嘲辱(ちょうじょく)し、私の背後(うしろ)から唾(つばき)をかけた。
「あすこに白痴(ばか)が歩いて行く。」さう言つて人々が舌を出した。
少年の時から、この長い時日の間、私は環境の中に忍んでいた。さうして
世と人と自然を憎み、いつさいに叛(そむ)いて行かうとする、卓抜なる
超俗思想と、叛逆(はんぎゃく)を好む烈しい思惟(しい)とが、いつしか
私の心の隅に、鼠(ねずみ)のやうに巣を食つていつた。
(中略)
人の怒(いかり)のさびしさを、今こそ私は知るのである。さうして
故郷の家をのがれ、ひとり都会の陸橋を渡つて行くとき、涙がゆえ知らず
流れてきた。えんえんたる鉄路の涯(はて)へ、汽車が走つて行くのである。
郷土! 私のなつかしい山河へ、この貧しい望景詩集を贈りたい。

西暦一九二五年夏
東京の郊外にて

著者」
0118774号室の住人さん
垢版 |
2018/12/26(水) 23:18:13.81ID:zs/qAv7J
このように、家郷では、朔太郎は周囲の人間たちから白眼視されていた。
現在でも、田舎で「無職」または「変人」であるならば、周囲から白眼視
されるのも不思議ではない。朔太郎の時代はなおさらである。

(それにしても、「 〜 ひとり都会の陸橋を渡つて行くとき、涙がゆえ知らず
流れてきた。えんえんたる鉄路の涯(はて)へ、汽車が走つて行くのである」
というのは、大時代で、いかにも大正〜昭和初期の時代思潮を思わせて、
かえって微笑ましく感じるほどだ)

しかし、末尾に至って、著者は郷土を「なつかしい山河」と形容する。
郷土に憎しみ・怒りを抱きながら、最後の一文でなつかしさを表明するという
この突然の転調めいた終わり方がまことに印象深い。
0119774号室の住人さん
垢版 |
2018/12/29(土) 13:21:26.65ID:eAUpwf/h
年末にもかかわらずというか、年末だからこそというべきか、雑用がいろいろ
多くて本を読む時間がとれない (´・ω・`)
0120774号室の住人さん
垢版 |
2018/12/29(土) 15:15:49.36ID:K2WiwIas
もう雑用は全部あきらめた。もう年賀状も書かない。
0121774号室の住人さん
垢版 |
2018/12/29(土) 16:08:07.94ID:eAUpwf/h
>120
>雑用は全部あきらめた。

いさぎよいですな。

俺の雑用は、他人がらみの件があり、それを放棄するわけにはいかない。
(´・ω・`)

年賀状は、虚無主義者であるからして、全廃の方向にここ数年誘導しているが。
0122774号室の住人さん
垢版 |
2018/12/30(日) 23:20:06.77ID:s5B8ZAPj
ふぅ、やっと雑用を片付けてショッピング・モールで一休み。
モール内は大にぎわい。

マクドナルドで、グラコロバーガー(グラタンコロッケバーガー)と
カフェラテを頼み、フードコートで一人飲食して、孤独を満喫した。

やれやれ。これでやっと年が越せる。
0123774号室の住人さん
垢版 |
2018/12/31(月) 01:12:30.39ID:PxoSD6vr
人と一緒にいたがる奴が理解できない。読者と映画、寺社巡りが趣味やわ。
0124774号室の住人さん
垢版 |
2018/12/31(月) 13:26:43.41ID:N7nXK1NE
世の中は、一人でいるとツライ、淋しいと感じる人間と、一人でいることが
苦にならない、むしろ気楽でいいと感じる人間の二通りに分かれるようだ。

このスレを建てた後で知ったが、5ちゃんには「独身男性」板というのもあり、
そちらの方は、一人でいるとツライ、淋しいと感じるタイプの人が多いようである。
0125774号室の住人さん
垢版 |
2018/12/31(月) 13:28:48.02ID:N7nXK1NE
俺も、時間とお金に余裕があれば、日本全国寺社巡りがしたいな。

虚無主義者で神仏は信じていないが、寺社の建築物や雰囲気等々には
心惹かれる。
0126774号室の住人さん
垢版 |
2018/12/31(月) 14:19:22.51ID:4MsEpo6S
今の京都は最悪だけどね。まだ有名スポットにしか外国人は集まってはいないが。
0127774号室の住人さん
垢版 |
2018/12/31(月) 16:28:09.21ID:N7nXK1NE
何十年も前に京都・奈良を巡ったな。
特に下加茂神社が心に残っている。

死ぬ前にもう一度じっくり京都や奈良の神社仏閣を堪能したいな。
俺にそんな時間があるだろうか (´・ω・`)

さて、手をつけてなかった掃除その他家の雑用をちょっとやろう。
0128774号室の住人さん
垢版 |
2018/12/31(月) 23:18:34.15ID:N7nXK1NE
ふぃ〜、掃除機の今までに溜まってたゴミを捨て、気分一新して、座敷、
応接間、廊下、玄関口、台所床その他を掃除。
仏壇の香炉の線香の残りカスを採集して捨て、仏壇周辺をウェットティッシュ
で拭く。階段も拭く。
掃除関連は、今日はここまで。
デスク・ダイアリーの新しいやつに古いデスク・ダイアリーの記載事項を
書き写す。不必要になった電話番号その他を省く。

さて、やっとこれから読書の時間。
レコ大も紅白もガキ使もスルー。 (´・ω・`)
0130774号室の住人さん
垢版 |
2019/01/02(水) 16:47:19.99ID:ufXvXURm
「俺に年賀状を送るなよ」オーラを出してたつもりなんだが、
5枚以上来てしまった。
コンビニに年賀状を買いにいったらすでに売り切れ。
どうすんだ、これ (´・ω・`)
0131774号室の住人さん
垢版 |
2019/01/04(金) 20:59:03.67ID:WQ9i92dT
さて、年末年始用に用意していた一冊を読了。
アガサ・クリスティー『アクロイド殺害事件』だ。

なんで今さらと思われるかもしれないが、俺はこの本格ミステリの古典的名作を
若い頃読んでいなかった。

すでにメインのトリックを知ってしまっていたからだ。
同じトリックを使った作品をこれまでに二作ぐらい読んでもいる。

しかし、やっぱり本家本元のをきちんと読んでおきたいと以前から
思っていた。年末年始はちょうどよい機会だ。

ということで、トリックも真犯人も知っている状態で、読み進んだが、
大いに楽しんだ。

うーん、クリスティーはやはりすごい。小説の手練れであった。
0132774号室の住人さん
垢版 |
2019/01/04(金) 21:01:05.80ID:WQ9i92dT
『アクロイド』の完読もまた、>>106と同じく、「年頃、思いつること、
はたしはべりぬ」の一つ。

ちなみに、使ったのは、自分が中学生の時に選んでいたであろう創元推理
文庫の大久保康雄訳。
今では、いわゆる新訳ブームで、新進の訳者による『アクロイド』が複数出ている。
0133774号室の住人さん
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2019/01/09(水) 12:47:56.33ID:3/JZ4S4A
さて、新年気分ももう薄らいだ。

今年もまた「神のイヤガラセ」に耐える一年になるだろう。ヤレヤレ (´・ω・`)
0134774号室の住人さん
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2019/01/09(水) 17:30:36.92ID:3/JZ4S4A
瀬戸口みづき『めんつゆひとり飯』(竹書房)を読了。

書店でふと手に取って、なんとなく購入。
楽チンな万能調味料「めんつゆ」に頼って料理する、面倒くさがりの
若い会社員、面堂露(めんどうつゆ)が主人公の四コマギャグ漫画である。

ギャグ漫画として突出した傑作というわけではないけれど、正月気分の
余韻のただよう中で読むのにぴったりのゆるい感じで、俺としては十分
楽しめた。

読む前は、めんつゆ料理のレシピがたくさん載っているのかと思っていたが、
それほどでもなく、ギャグ漫画の王道であるキャラクターたちのやり取りの
面白さがやはり前面に出ている。

(もっとも、この漫画がアピールするのは、ギャグ漫画が好き、一人暮らし
で自炊はするがめんどくさい料理はイヤという人間であろうが、そういう
人間がはたしてどれくらいいるのか、商業出版として成立する市場規模が
あるのかと、他人事ながらやや気になる。
虚無主義者、読書人、一人暮らしというこのスレの三つの属性を所有する
人間の数よりは多いだろうけれど(笑))
0135774号室の住人さん
垢版 |
2019/01/09(水) 17:32:11.83ID:3/JZ4S4A
ところで、俺の今年の目標は、冷蔵庫に食料を貯めないことだ。
去年はけっこう食べ物を廃棄してしまった。
一人暮らしだから、食う量が少なく、ぼんやりしているとあっという間に
賞味期限を越してしまう。
今年は、冷蔵庫をほぼ空の状態にして、食べたいものの食材を当日に購入
することをなるべく心がけたい。
0136774号室の住人さん
垢版 |
2019/01/11(金) 00:45:09.21ID:CopX+KT9
例年、年末年始には、小林一茶の句を思い浮かべることが多い。
今回の年末はいろいろ雑用が多くて、ここに書き込む精神的余裕がなかった。
年頭にあたって、ここで、一茶の印象的な句を紹介しておこう。

春立や菰もかぶらず五十年

(はるたつや こももかぶらず ごじゅうねん)

注: 「菰(こも)」は「ワラで粗く織ったむしろ」のこと。「菰をかぶる」
のはこじきの風体である。

句の意は「ホームレスにもならずに五十年生きてきて、また新年を迎える
ことができた。やれやれ、ありがたいことだ」ぐらい。

(ちなみに、この年、一茶は江戸での生活を捨て、故郷の柏原に帰ることを
決意する)
0137774号室の住人さん
垢版 |
2019/01/12(土) 01:01:31.80ID:QKDHPsUZ
>>136に付け足し。

一茶が
「こじきにならずに五十歳の春を迎えることができてありがたい」と感じたのは、
もちろん、自分がこじきに身を落とす可能性があったから――少なくとも
一時期その可能性を感じたから――にほかならない。

一茶は俳諧師。今でいうところのレッスン・プロである。俳句指導をして
生活費を得ていた。実入りは不安定で、明日をも知れぬ人生である。

一茶の句が、雇用が不安定な現代の日本人の心に響くものがあっても
不思議ではない。

一茶の句には、そういう一般人、凡人の心情を反映したものが少なくない。
芭蕉にもそういう句はあるが、もっと淡いか、もっと微妙で、ストレートに
共感を誘うようなところが少ない。
与謝蕪村の句となれば、言語による美の極致ではあっても、蕪村個人の感慨を
うかがわせるものはまずない。
そういう次第で、一茶の人気が高いのも無理はないのである。
0138774号室の住人さん
垢版 |
2019/01/12(土) 01:18:22.60ID:QKDHPsUZ
>>137に付け足し。

しかし、一茶は、最終的には、人生の成功者、功成り名遂げて故郷に錦を
飾ることのできた人物の一人に数えられるであろう。

俺が一茶を好んで読むのは、実はそれが一因であるに違いない。ハッピー
エンドに終わることがわかっている小説を読むのと同じである。ツライ
思いに共感しても、結局、最終的には救いがあるのだ。

(宮沢賢治とかだとこうはいかない。不幸な最期を知っているから、
読み進むのが辛いのだ。
賢治を本格的に読み直さなければと思っているが(ちくま文庫の『宮沢
賢治全集』を完読する)、最後の方の作品を読むにしたがって辛い気持ち
になるだろうから、なかなか着手できないのである)
0139774号室の住人さん
垢版 |
2019/01/14(月) 18:01:44.44ID:v74FnMK/
梅原猛氏が亡くなったらしい。

氏の『隠された十字架』(新潮文庫)は昔、面白く読んだ。
ヘタな本格ミステリよりもずっと知的スリルを味わわせてくれた。

もっとも、その後は、氏の真理探究の熱っぽい文章が煩わしく
感じられて、手に取る意欲がなえたままだったが……。

氏の旺盛な探求心は最期まで衰えなかったのではないかと推察する。
つつしんでご冥福をお祈りする。(´・ω・`)
0141774号室の住人さん
垢版 |
2019/01/15(火) 23:36:12.86ID:SlJuLUVt
>140
>まあ怨霊でなんでも斬りすぎた人だ。

梅原氏は、『隠された十字架』の文庫本の後書きか何かで、自分は
この著書で展開した論を今はもう信じていないと書いていたと思う。
(今、手元にないので、うろ覚えだけど)

たぶん「怨霊」の観点で単純化しすぎであったと自分でも考えたのでは
なかろうか。
0142774号室の住人さん
垢版 |
2019/01/15(火) 23:55:18.91ID:SlJuLUVt
そうそう、梅原猛氏の著書と言えば、『水底の歌――柿本人麻呂論』があった。
これを、俺は死ぬまでになんとか読まねばならぬ。

そして、そのためには、それまでに人麻呂の詩を一通り読んで、全貌を
つかんでおかねばならぬ。
やることがありすぎて大変だ。時間はお金で買えない。(´・ω・`)
0143774号室の住人さん
垢版 |
2019/01/16(水) 00:06:56.54ID:CvlPOrNR
読まねばならない本と言えば、今日はうれしいニュースを知った。
>>6で触れた、『今日の早川さん』の第4巻が1月22日に発売されるとのこと。

『水底の歌――柿本人麻呂論』を読むのはやや義務感からの要素があるが、
『今日の早川さん』を読むのは純粋な楽しみに属する。
自分の辛い人生の中で、小さな明かり取りの窓のような、数少ない慰めの一つだ。
0144774号室の住人さん
垢版 |
2019/01/19(土) 23:25:29.54ID:12QXZDXP
西部邁『保守思想のための39章』(中公文庫)を読了。

残念ながら、自分の期待していた内容ではなかった。
もう少し、現代日本が直面する具体的な問題についての対処法のヒント
になるものがあるかと思っていた。
しかし、これは、こちらの勝手な期待であって、著者の責任ではない。
著者の他の著作に期待しよう。 (´・ω・`)

この書を読んでわかったのは、やっぱりエドマンド・バークやアレクシス・
ド・トクヴィルの著作をきちんと読まなければいけないらしいということだ。
やれやれ。
0145774号室の住人さん
垢版 |
2019/01/20(日) 17:37:06.55ID:LoRLHLgc
>>116
昔イケてなかった人間は俺だけじゃないかw
著しく悪かったわけじゃないけど、10代は俺は失敗だったな
20代も失敗した
有名人でも10代の頃はいまいちだった人間も多いし、
昔はともかく今や改善か。昔よくてもその後落ちぶれる人間とかもいるだろう
0146774号室の住人さん
垢版 |
2019/01/20(日) 17:40:23.07ID:LoRLHLgc
あんまり動きのない生活なんだけど、車もないし
田舎だし、行く場所もできる事もないわけだから
そりゃ小規模な生活になるよなぁ
もし仮に金がたくさんあっても、市内から出れないとすると
ほんとに使い道ややる事って限られてくると思う
通販でなんか買うくらいかなぁ
0147774号室の住人さん
垢版 |
2019/01/20(日) 19:17:40.72ID:VXrAzEJr
本って紙の本で読んでるの?電子?全部買ってるの?中古?
0148774号室の住人さん
垢版 |
2019/01/20(日) 23:41:57.44ID:6YwJNiCJ
>>145
十代、二十代にイケてなくても、それ以降でそれなりなら、
けっこうなことだと思う。
田舎で、小規模な生活でも、人は十分幸せになれる。 (´・ω・`)
0149774号室の住人さん
垢版 |
2019/01/20(日) 23:44:25.70ID:6YwJNiCJ
>>147
スレ立て主の俺は、本は全部紙で読んでいる。
新刊書店で買ったり、古書店で買ったり。

デジタルは視認性に問題があるし、機器だから、人間の肉体とは
なじみが悪い。肉体に抵抗するのだ。人間の方が機器に合わせないと
いけない。取り扱いも、床に落としたり、誤って体重をかけたり
しないように無意識に注意しとかないといけない。
これらが小さなストレスになる。

紙なら、床に落とそうが、水に濡れようが、ひん曲げようが、全然
問題ではない。

(それに、いい大人がクリックだのスクロールだの、そんなちまちま
したことをやってられるか、という感覚もある)

紙はストレスフリーで、自由で、確かな手ごたえがある。
俺には、デジタルのメリットは今のところ皆無だ。
0150774号室の住人さん
垢版 |
2019/01/22(火) 13:57:17.51ID:uLI7jm2W
ちょっと訂正

>>124の文中の「独身男性」板は、「孤独な男性」板の間違いだった。

>>132
「いわゆる新訳ブームで、新進の訳者による『アクロイド』が複数出ている」
の『アクロイド』も、俺の勘違い。
新訳が複数出ているのは『アクロイド』ではなくて『オリエント急行〜』だった。
すまん。(´・ω・`)
0151774号室の住人さん
垢版 |
2019/01/25(金) 01:10:52.29ID:KR03nAs3
クリスティと言えば、先日、本屋に行ったら、新刊コーナーに『ミス・
マープルと13の謎』の新訳版が出ていた。

中学生の時に、昔の創元推理文庫版で読んだ気がするが、記憶が確かではない。

再読してみようかどうしようか。

仕事の関連で読まねばならぬ本、今手元にある積読本、将来的に読んで
おきたい本のほかに、こんな風に「若い頃読んだけど、あらためてもう
一度読んでみたい本」もあるわけで、時間がいくらあっても足りない。 (´・ω・`)
0152774号室の住人さん
垢版 |
2019/01/26(土) 23:19:22.62ID:1JFKvp6R
今日は所用で街へ。
帰る前にショッピング・モールのマクドナルドで一休み。

一応、念のため頼んでみたが、やっぱり「グラコロバーガーは
季節限定です」と冷たく言い放たれ、第二候補のベーコンレタス
バーガーに。それと、カフェラテ。

例によってフードコートの一席で孤独を満喫する。もっとも、人は
あまり多くなかった。

モール内の小さな本屋には、案の定、『今日の早川さん』の第4巻は
置かれてなかった。 (´・ω・`)
0153774号室の住人さん
垢版 |
2019/01/29(火) 15:03:45.61ID:MgS4hwxH
>>99で、喫茶店などでの人間観察の楽しみについてふれ、>>122
>>152では、ショッピング・モールのフード・コートで「孤独を満喫」
したと書いた。

こういう、人のいる場所で孤独の状態を楽しむというのは、ある人々に
とっては、理解し難いかもしれない。
しかし、>>124で書いたように、孤独があまり苦にならないタイプの
人間がいて、俺はそれに属する。

前に話題にした萩原朔太郎には、そういう、都市または街中での孤独
(の楽しみ)を歌ったとも解釈できる詩(散文詩)があるので、座興
までにここに紹介してみよう。
(続く)
0154774号室の住人さん
垢版 |
2019/01/29(火) 15:06:24.80ID:MgS4hwxH
(中公文庫『日本の詩歌14 萩原朔太郎』より)

[群集の中に居て]

都会生活の自由さは、人と人との間に、何の煩瑣(はんさ)な交渉もなく、
その上にまた人々が、都会を背景にするところの、楽しい群集を形づくつて
居ることである。
昼頃になつて、私は町のレストラントに坐(すわ)つて居た。店は賑やかに
混雑して、どの卓にも客が溢(あふ)れて居た。若い夫婦づれや、学生の
一組や、子供をつれた母親やが、あちこちの卓に坐つて、彼等自身の家庭の
ことや、生活のことやを話して居た。それらの話は、他の人々と関係がなく、
大勢の中に混つて、彼等だけの仕切られた会話であつた。そして他の人々は、
同じ卓に向き合つて坐りながら、隣人の会話とは関係なく、夫々(それぞれ)
また自分等だけの世界に属する、勝手な仕切られた話をしやべつて居た。
この都会の風景は、いつも無限に私の心を楽しませる。そこでは人々が、
他人の領域と交渉なく、しかもまた各人が全体としての雰囲気(群集の雰囲気)
を構成して居る。何といふ無関心な、伸々(のびのび)とした、楽しい忘却を
もつた雰囲気だらう。
(中略)
げに都会の生活の自由さは、群集の中に居る自由さである。群集は一人一人
の単位であつて、しかも全体としての綜合した意志をもつてる。だれも私の
生活に交渉せず、私の自由を束縛しない。しかも全体の動く意志の中で、
私がまた物を考へ、為し、味ひ、人々と共に楽しんで居る。心のいたく疲れた人、
重い悩みに苦しむ人、わけても孤独を寂しむ人、孤独を愛する人によつて、
群集こそは心の家郷、愛と慰安の住家である。ボードレエルと共に、私もまた
一つのさびしい歌を唄はう。――都会は私の恋人。群集は私の家郷。ああ何処
(どこ)までも、何処までも、都会の空を徘徊しながら、群集と共に歩いて
行かう。浪の彼方は地平に消える、群集の中を流れて行かう。
0155774号室の住人さん
垢版 |
2019/01/30(水) 00:24:52.85ID:AgPPW0gB
それにしても、今年の冬は結局暖冬なのか。
>>110>>111を書き込んだ頃は、この先どうなることやらと
心配だったが…

もうなんとなく光が春めいてる。
0156774号室の住人さん
垢版 |
2019/01/31(木) 10:22:00.52ID:fcozTb3h
どこへも行かないし、何も買わないし、何もしない生活
やらないのではできないのだけど。バイクの足がなくなってから
マジやばいな
0157774号室の住人さん
垢版 |
2019/01/31(木) 13:11:07.52ID:Bk9d1dTY
>やらないのではできないのだけど。

意味がよくわからん (´・ω・`)
0158774号室の住人さん
垢版 |
2019/01/31(木) 13:54:29.89ID:Bk9d1dTY
>>6>>143で話題にした、coco著『今日の早川さん』の第4巻を読書中。
読み終わるのがおしいのでチビチビと読んでいる。

主人公の早川量子(はやかわりょうこ)ちゃんが相変わらずかわいい。

読書人の間で「嫁にしたい女性」アンケートを行ったら、かなり上位に
くるのではなかろうか。
0159774号室の住人さん
垢版 |
2019/01/31(木) 13:57:20.44ID:Bk9d1dTY
>>158の続き)

富士見延流(ふじみのべる)ちゃんの方は、ぐっと大人っぽくなった。
妙齢の女性という感じになった。いつボーイ・フレンドができても
おかしくない(そして、そうなった時には、量子ちゃんが大ショックを
受けるという展開が容易に想像できる)。

しかし、今回は、4コマ漫画の収録数がこれまでよりも少なくて(SF風味の
中編漫画が含まれているので)、岩波さんなどの登場回数が減っているのが
さびしい。 (´・ω・`)
0160774号室の住人さん
垢版 |
2019/02/01(金) 17:30:30.73ID:6s1aAk8B
それにしても、例によって『今日の早川さん』の第4巻もSFやホラー
小説ネタが大半だ。
残念ながら、その手のものをほとんど読んでいない俺には面白さが
ほぼわからない。 (´・ω・`)

読書・読書人「あるある」のギャグは相変わらず楽しませてもらったが。
(続く)
0161774号室の住人さん
垢版 |
2019/02/01(金) 17:32:15.66ID:6s1aAk8B
>>160の続き)

例えば、72ページの4コマ漫画での、日本語表記に関するこだわり。

・それと『スター・ウォーズ』は中黒つけろよおぉぉ

・「『SFマガジン』正しくは『S-Fマガジン』!

・「キングはスティーブンじゃない、スティーヴンな」

等々。

俺も日本語や日本語の表記にはウルサイ。

読書人なら、大抵は表記にこだわるようになるのではなかろうか。
その辺がテキトーであるのは、書物に対する敬意が足りないと感じられる。
0162774号室の住人さん
垢版 |
2019/02/01(金) 17:34:39.96ID:6s1aAk8B
>>161の続き)

純文学ネタで言うと、

・「アメリカの州なら「バージニア州」でもいいけれど、『ダロウェイ
夫人』の作者はヴァージニア・ウルフでないと」

とか、

・「吉田健一ファンなら、ヘンリー・ミラーじゃなくて、ヘンリイ・ミラアな」

とか言いたくなる。

こんなセリフを、『今日の早川さん』の純文学担当の岩波さんに言わせたい(笑)
0163774号室の住人さん
垢版 |
2019/02/05(火) 23:45:53.33ID:2Y2wvueb
『今日の早川さん』は、チビチビ読んでも、あっと言う間に
読み終わってしまった。

一人暮らしは特にさびしいとは思わないが、面白い本を
読み終わるのはさびしい (´・ω・`)
0164774号室の住人さん
垢版 |
2019/02/12(火) 23:04:54.28ID:iP5ggeZZ
長谷川櫂『四季のうた――文字のかなたの声』(中公文庫)を読了。

これは、>>35>>45で触れた『四季のうた――微笑む宇宙』の続編。

今回もいろいろ感心した詩歌はあるけれど、特に心に残ったのは美智子皇后
のお作。こんなにいい歌を詠める人だとは知らなかった。全部で十首紹介
されているが、二つだけここに引用する。

幾光年太古の光いまさして地球は春をととのふる大地

(いくこうねん たいこのひかりいまさして ちきゅうははるをととのふるだいち)

(続く)
0165774号室の住人さん
垢版 |
2019/02/12(火) 23:06:50.77ID:iP5ggeZZ
>>164の続き)

スケールの大きい、おおらかな歌で、この地位にある人としては、まことに
好ましい詠みぶりである。

この歌に添えられた、長谷川櫂氏の小文は以下の通り。

「はるかな星から届く光を描いて、宇宙的な視野で地球の春の訪れをたたえる。
宇宙の時代に生まれた春の讃歌だろう。『皇后美智子さまの御歌』は最新の歌集
である。歌に添えられた鈴木理策の透明感ある写真も美しい」

(続く)
0166774号室の住人さん
垢版 |
2019/02/12(火) 23:15:53.53ID:iP5ggeZZ
>>165の続き)

もう一首、今度は趣きが正反対のものを。

今ひとたび立ちあがりゆく村むらよ失せたるものの面影の上に

(いまひとたび たちあがりゆくむらむらよ うせたるもののおもかげのへに)

長谷川櫂氏の説明は、
「『面影』は諦めと希望の交差する言葉。母の面影といえば母はすでに
亡き人だが、どこか似ているという意味になる。この歌でも要(かなめ)
の働きをしている。大震災後、復興へ動きはじめたみちのくの村々。面影
の一語、哀しく、かつ力強い」。

(続く)
0167774号室の住人さん
垢版 |
2019/02/12(火) 23:19:36.24ID:iP5ggeZZ
>>166の続き)

以上の二首もそうだが、紹介されている後の歌も含め、これらの歌には
どこか素人(しろうと)くさいところがあるように俺には感じられる。
プロの歌人に大抵うかがわれる、隙のなさ、張りつめた緊張感、ハッと
する技巧の冴え、等々が欠けているように思われるのだ。
これは悪口ではない。むしろ、こういう立場の人であればこそ、それが
好ましく思える。
>>164の歌と、その後に紹介されている我が子を歌った歌などにうかがえる、
そういう緩さと温かさは、実に貴重だ。
0168774号室の住人さん
垢版 |
2019/02/14(木) 23:49:51.67ID:O4nNfWy3
『今日の早川さん』に出てくる岩波さんみたいな感じで、

街中で映画『ファースト・マン』のポスターを見ると「カミュかよ」と
つぶやいてしまう。 (´・ω・`)

(アルベール・カミュには、英訳本のタイトルが『The First Man』という
長編小説がある。新潮文庫から『最初の人間』という邦訳タイトルで出ています)
0169774号室の住人さん
垢版 |
2019/02/17(日) 06:36:02.60ID:sarr/Q8V
俺も最近自分がニヒリストって分かった。
この世の中辛すぎワロタ
0170774号室の住人さん
垢版 |
2019/02/17(日) 11:33:33.81ID:ojUcuQPF
毎日、辛いよね (´・ω・`)

面白い本を読むこと、優れた詩歌にふれること、Youtubeで猫の動画を
見ることぐらいが慰めだ。
0171774号室の住人さん
垢版 |
2019/02/18(月) 12:26:37.78ID:dAjpZti1
>>167に付け足し。

この美智子皇后の>>164の歌の魅力について、ちょっと考えてみた。

どうやらそれは音韻上の魅力に一部を帰せられそうだ。

「幾光年太古の光いまさして地球は春をととのふる大地」
(いくこうねん たいこのひかりいまさして ちきゅうははるをととのふるだいち)

子細に見ると、この一首の中には、どれぐらい意識したかはわからない
けれども、結果的に韻を踏んだ形が含まれており、それが全体の響きの
ゆったりした端正な趣きを生んでいる。

つまり、「いくこうねん」、「たいこ」、「いま」、最後の「だいち」の
イ音、前半の「たいこ」と最後の「だいち」の類似音、「ちきゅう」と
「だいち」のチ音、「はる」と「ととのふる」のル音、等々。頭韻と脚韻の
組み合わせその他の音韻上の響き合いからこの一首は成り立っている。
(続く)
0172774号室の住人さん
垢版 |
2019/02/18(月) 12:29:59.42ID:dAjpZti1
>>171の続き)

作歌の際に、美智子皇后がどれぐらい意識的に工夫したかはわからないが、
こういう工夫を心掛けたからといって誰でも名歌が作れるわけではない。
やはり天性、耳がよいのであろうと思われる。

この歌が>>167で書いたように「ハッとする技巧の冴え」は感じられない
ながらも、人の心に忘れがたい印象を残すのは、こういう響きの心地よさが
あるからだ。
0173774号室の住人さん
垢版 |
2019/02/19(火) 21:24:20.89ID:fe9GhhE2
身辺整理――最近じゃあ「終活」だとか「生前整理」だとかいう言葉があるが――
がなかなか進まない。
できるだけあとくされがないように生を締めくくりたいのだが (´・ω・`)
0174774号室の住人さん
垢版 |
2019/02/20(水) 01:42:50.37ID:X6O3FQA9
どうせ死んだら蔵書はあらかた処分されるんだから寂しい思いをしてまで自分で捨てる必要ないんでないかなあ。
0175774号室の住人さん
垢版 |
2019/02/20(水) 15:05:20.29ID:1lhGoudT
うーん。俺は元々、モノがゴチャゴチャあるのは嫌なのだ。
できるだけモノは少なく、すっきりした生活がしたい。
そういう生活は、自分の抱く虚無主義思想となじみがいいしね。
だから、俺は(大した読書家でもないし)蔵書家ではないんだなあ。
(蔵書家でないのは経済的理由もあるが)

>>174氏はやっぱり部屋の中に何架もあるの?
0176774号室の住人さん
垢版 |
2019/02/20(水) 15:06:57.75ID:1lhGoudT
>>175の訂正
>やっぱり部屋の中に何架もあるの?

やっぱり部屋の中に本棚が何架もあるの?
0177774号室の住人さん
垢版 |
2019/02/20(水) 23:12:33.14ID:1lhGoudT
できるだけモノは少なく、すっきりした生活がしたい……、が、
なかなか難しい。

ちなみに、本屋でインテリア雑誌の表紙のすっきりした部屋の写真
とかを見ると、強く惹きつけられるが、一方で、
「本を読まない人間は部屋が片付いてよろしおますなあ」
(なぜか京都弁)
と心の中で毒づきたくなる(笑)

こちとら、自分の座る周囲に積読本、今現在並行して読んでいる本
2、3冊、読み終えたばかりの本複数が常時置いてあるのだ。
これで、どうやって部屋がすっきりしたものにできるだろうか。 (´・ω・`)
0178174
垢版 |
2019/02/21(木) 07:33:56.70ID:mzLqlr/H
>>177
読書家と生活のミニマリズムが共存する発想がなくて少し混乱しました。
自分も寿命を意識したら近いうちにそんな観念に至るのかもしれませんが。
0179774号室の住人さん
垢版 |
2019/02/21(木) 23:49:42.79ID:bLpg2eI1
>178
>〜寿命を意識したら〜

俺は自分の健康状態に自信がないから、後20〜30年も生きられないと思ってる。

ちょっと前に「50代以上」板を覗いたら、人の余命を推定してくれる
サイトが紹介されていた。
(アンケート形式で、質問に答えていくとデータに基づいてその人が後
何年生きられそうか数値を出してくれる)

やってみたら、やっぱり長生きできないという結果だった。
(虚無主義みたいなネガティブな思想の持ち主は早死にする傾向がある
らしい(笑))

昔、多少文学青年だったから、プルーストの『失われし時を求めて』を
読まずに死ぬのは心残りになる。他にも、読みたい本、読まなければならぬ
本がたくさんある。俺には時間がない。

そういう次第だから、俺はたぶんローダン・シリーズもグインサーガも、
『銀河英雄伝説』も『用心棒日月抄』も読まないまま死ぬことになるだろう。
致し方ないことである。 (´・ω・`)
0180774号室の住人さん
垢版 |
2019/02/24(日) 01:21:04.05ID:+9S73vgp
>>179
ユリシーズは一巻で放棄した。ブルーストは立ち読みして止めた。
アシモフの「銀河帝国」シリーズは全部読んだ。
0181774号室の住人さん
垢版 |
2019/02/24(日) 13:27:17.04ID:TCiV1sQX
>180
>ユリシーズは一巻で放棄した。

俺は、『フィネガンズ・ウェイク』はまあ読まずに死んでもあまり悔いは
しないと思うけど、『ユリシーズ』にはまだ未練がある。 (´・ω・`)
0182774号室の住人さん
垢版 |
2019/02/24(日) 13:29:22.44ID:TCiV1sQX
ドナルド・キーンさんが亡くなった。
日本文化への多大な貢献、ありがとうございました。合掌。

伝記『石川啄木』は必ず読みます。
0184774号室の住人さん
垢版 |
2019/02/25(月) 16:36:33.42ID:H3zp3KW4
>>183
うーん。キーン氏の自伝的なことは、いろんな小文ですでに知っている
からなあ……

「下町日記」とかあったんですね。
キーン氏も下町に住んでおられたのか。
下町といえば、サイデンステッカー氏の方がイメージが強かったが……
0185774号室の住人さん
垢版 |
2019/02/28(木) 22:40:56.98ID:4ZbkcYVc
それにしても春らしくなった (´・ω・`)

もう2月も終わりか。年が明けてからあっと言う間。
年をとると、時間が過ぎる速さが半端ない。
0186774号室の住人さん
垢版 |
2019/02/28(木) 22:42:44.80ID:4ZbkcYVc
さて、>>179で書いたように、自分の人生の残り時間を意識しつつ、
本屋に行くと、
『老境まんが』(山田英生編・ちくま文庫)
という新刊が出ていた。さっそく購入。
タイトルの通り、老境がテーマの漫画アンソロジーである。

編者の山田英生氏は、前に買った『ビブリオ漫画文庫』、『ハモニカ
文庫と詩の漫画』の編も手がけていた人。
この人の編なら、そうハズレはあるまいと思ったが、やはり満足のいく
内容だった。
(続く)
0187774号室の住人さん
垢版 |
2019/02/28(木) 22:50:22.34ID:4ZbkcYVc
>>186の続き)

手塚治虫の漫画からは『ブラック・ジャック』の一編が択ばれている。
「湯治場の二人」というやつで、これは、俺も昔読んで心に残った話だ。
久々の再読で、懐かしかった(『ブラック・ジャック』全巻を再読
したい気持ちもあるが、はたしてどうなることか)。

うらたじゅんの「五月の風の下」は、俺の2、30年後の姿(つまり、
ボケた老人)を予告しているようで、いろいろ考えさせられた。

収中、岡野雄一の「ペコロスの母に会いに行く」の一編にはもっとも心を
えぐられた。もっと読みたいから、単行本を買うことになるだろう。

それにしても、このアンソロジーの中の印象深い何編かは、いまだに
太平洋戦争が暗い影を落としている作品だ。
これから元号が切り替わる新しい時代の同種のアンソロジーには、
はたしてそういう作品が収録されることになるだろうか。
0188774号室の住人さん
垢版 |
2019/03/01(金) 16:44:09.97ID:hHBRaj6/
「50代以上」板をのぞくと、こんな書き込みがあった。
春が近くなると、三人組アイドル「キャンディーズ」の歌の「春一番」
を思い出す、と。

なるほど。
俺はキャンディーズの熱烈なファンというわけではないが、気持ちはわかる。

「実作はしなくて、ただ好きで詩歌を読んでいる」という現代日本の
絶滅危惧種中の絶滅危惧種である俺は、春が近づくと、かならず何編かの
詩歌を思い出す。

例えば、この一編。
(続く)
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