なお、荻原氏の著作は、俺的には、この『日常学事始』よりも、以前に
読んだ『活字と自活』が面白かった。本に関する話題がより多いので。

『活字と自活』のアマゾンでの紹介文は以下の通り。

〈今日もまたとくに予定のない日にありがちなことをするだろう。つまり
部屋を掃除して、洗濯して、食料品を買い物して、古本屋をまわって、
喫茶店で本を読んで、酒を飲んで、家に帰ることになるだろう〉(本文より)
それでもどうにかなっている…のか? 東京・中央線での暮らし方、読書の
楽しみ、就職しないで生きる方法。